「鉄道の旅人」さんのブログ一覧
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2019年05月24日 20:24 コメント 10 件 電車に乗ったら、そこはもう京都です。
阪急電車では京都への旅の期待を高める演出をするために、それまで京都線特急として使用していた6300系をリニューアルして「京とれいん」という観光列車を2011年(平成23)から土日祝に走らせております。 車内は和風テイストな作りとなっており、乗った時から京都を感じさせるものです。この電車は特別料金不要で梅田ー河原町間の運賃400円で乗車できるものです(=゚ω゚)ノ そして、2019年(平成31)3月には7000系電車をリニューアルした2本目の京とれいんが登場しております。2本目には「雅洛」と言う名前が付いております。 4月の話ですが、その2本目の「京とれいん」に大阪の現地休みがあった時に乗るチャンスがありまして梅田ー河原町間を1往復してまいりました♪ 梅田駅に来てみると、沢山の方々ホーム並び「京とれいん雅洛」を待っていました。そして立つ人がいるくらいの大盛況でしたね(@_@) 六両編成で各車両でそれぞれテーマがあるというので細かく写真を撮りつつ味わってみるつもりでしたが、立つ人がいるくらいに多少混雑していたので端から端まで歩いて様子を見てみるだけにしました。 歩いてみて眺めた感想は、1編成目の「京とれいん」よりもパワーアップしていてますます京都を感じさせる内装となっていました。 何といっても2号車には枯山水の庭、5号車には京町家の坪庭があしらってあるというのが驚きでした。 そして車内に無料Wi-Fiサービスがあり、これにアクセスして乗務員室に設けたカメラから見える前方映像をリアルタイムで見ることができます。 今回は椅子に座ってそれぞれの車両をじっくりと楽しむことはできなかったので、また乗りに行ってじっくり味わってみたいものです。 梅田駅から乗車した瞬間から、もう京都を感じさせるこの「京とれいん」……… 是非話のタネにだけでも乗車してみるのも良いかもしれません(●^o^●)
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2019年05月21日 22:31 コメント 13 件 石清水八幡宮で連想するのは吉田兼好です。
京都府の南部に八幡市という町があります(=゚ω゚)ノ 人口が7万人程の市で、桂川と宇治川と木津川がここで合流して淀川に名前を変える地点があります。 この町の中心部に男山という山があり、そこに石清水八幡宮が存在しています。 石清水八幡宮……… 平安時代始め、清和天皇の859年(貞観元)、南都大安寺の僧・行教和尚は豊前国(現・大分県)宇佐八幡宮にこもり日夜熱祷を捧げ、八幡大神様の「吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との御託宣を蒙り、同年男山の峯に御神霊を御奉安申し上げたのが当宮の起源です。そして朝廷は翌860年(貞観2)、同所に八幡造(はちまんづくり)の社殿(六宇の宝殿[ろくうのほうでん])を造営し、4月3日に御遷座されました。 明治の初めには官幣大社に列せられ、「男山八幡宮」と改称されましたが、「石清水」の社号は創建以来の由緒深い社号であるため、大正7年には再び「石清水八幡宮」と改称され現在に至ります。 (石清水八幡宮のホームページより抜粋( ..)φ) そんな由緒ある石清水八幡宮へ、このところ数回仕事で行かせてもらってます。 この社殿は男山の上にあるので、京阪電車八幡市駅の横から出ているケーブルカーで山頂まで上がります。山頂までは3分程の道のりです。1枚目のコラージュ写真がそうなんですが、とても眺めが良かったです。 男山山上駅から社殿まで歩いて行きます、朱色の建物がとても印象的でした。 さてタイトルにありますけど、何故吉田兼好を思い出すのか? 高校の古典の時間に「徒然草」習ったのですが、この中に石清水八幡宮が出てくるのです。 簡単に話すと、仁和寺のお坊さんが前々からお参りしたかった石清水八幡宮に念願叶って行くことができたのだが、男山の麓の神社だけ参拝して山上の社殿に行かなかったという話です。このお坊さんは麓の神社を社殿と思い込んでいて、山上に社殿があることを知らなかったというワケです。 そんな話がとても印象的で、石清水八幡宮ってどんなところなんだろうと考えていました。 そして〇十年たって念願が叶いました。 何だかこの仁和寺のお坊さんと同じかもしれませんね。ただ僕はちゃんとメインの社殿に行けましたけど(≧▽≦) 今度は麓の神社から歩いて上り、社殿に行ってみたいものですね(^ω^)
メッツ大曽根教室鉄道の旅人 さん -
2019年05月17日 15:12 コメント 10 件 紙の神様⁉︎
全国には沢山の神社があって色々な神様が祀られていますが、福井県越前市にある大瀧神社・岡太神社には全国でもここだけという紙の神様が祀られています。 岡太(おかもと)神社は今から1500年程前に岡太川の上流に美しい姫が現れて「この村里は谷あいで田畑が少ないが、水清らかな谷川と緑豊かな山々に恵まれているので紙を漉けば生活も豊かになることでしょう」と紙の漉き方を里人に教えて去って行った。 それ以来この姫を「川上御前」と崇めて祀られたのが始まりとなります。 大瀧神社は719年(養老3)にこの地を訪れた泰澄大師が、国常立尊・伊弉諾尊を主祭神、川上御前を守護神として祀る社として創建、大瀧児権現と称して別当寺大瀧寺を建立しました。 その後、明治になり神仏分離令によって大瀧神社と改称されました。 この神社は大徳山の山頂付近にある奥の院と麓の下宮とあって、奥の院は大瀧神社と岡太神社は分かれた建物になっていますが、麓の下宮は大瀧神社と岡太神社は建物が共有となっています。 下宮の社殿は2枚目の写真なんですが、拝殿と本殿が一体となっていて檜皮葺の屋根が複雑な形をした珍しい作りとなっております(=゚ω゚)ノ また3枚目の写真は中国の故事を題材にした丸彫りの彫刻をアップで撮影したもので、とても見応えがあります。この社殿は1843年(天保14)に永平寺の勅使門を手がけた大久保勘左衛門のてによるものとのこと。 1984年(昭和59)に国の重要文化財に指定されました。 大瀧神社・岡太神社のある五箇地区は紙と共に発展した地区です。越前和紙の里として紙の文化博物館、卯立の工芸館、パピルス館が近くにあって、越前和紙の文化を伝えております。 添乗業務をするようになって初めて知った観光地は沢山ありますが、今回の大瀧神社・岡太神社も仕事で初めて存在を知った所です。 今回は下宮を見ただけでしたが、今度訪れる機会があれば奥の院や越前和紙の文化に触れてみたいものですφ(..)
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2019年05月10日 23:44 コメント 9 件 動かへんて思ってた?
「動かへんて思ってた?」と尋ねたら…… おそらく大多数の方は「思ってた!」と答えるかもしれませんね。 何の話かというと、大阪道頓堀にあるドン・キホーテ道頓堀店の観覧車「えびすタワー」のことです(^ω^) 「えびすタワー」は、2005年(平成17)にオープン。建物の形状に沿った長円形が特徴で、乗車時にゴンドラが180度水平回転する世界初の観覧車として知られていましたが、レールの不具合などから2008年(平成20)より営業を休止していました。 そして「観覧車に乗ってみたい」「動かしてほしい」というという要望に応えて復活を決定し、2018年(平成30)1月19日(金)11時にリニューアルオープンいたしました\(^o^)/ 2年位前から数回仕事で行く機会があって、その時は動いていませんでした。動き出してから仕事で行く機会が一度ありましたが乗ることができませんでした。 そして今年の3月ですが、大阪でのお休みがあってこの観覧車に乗ってきたワケです。 乗り場が3階で、そとの階段から上って行くと2枚目のコラージュ写真の場所にたどり着きます。そしてビル側に向いた席に座って少し進むとゴンドラが180度回転して道頓堀川に向きます。ちょっと興奮しました(#^.^#) 最高位の77.4mから眺める大阪ミナミの景色はいいものです、あべのハルカスが綺麗に見えました♪ 一周の所要時間は15分程で通常料金は600円です。 あとVRゴンドラのチケットが1,600円とのこと。これはゴンドラの壁で隠れて見えない部分も見ることができ、360度の眺めが楽しめるということなんだそうです。 今回は通常の料金でしたが、今度乗る時はVRゴンドラ料金で乗ってみたいものです(●^o^●) 大阪ミナミの名物が復活といったところでしょうか。 安全運転にも配慮して、このまま続いてくれると良いですね(=゚ω゚)ノ
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2019年05月07日 22:44 コメント 8 件 はじめまして、渕東なぎさです(^^)
最近では「鉄道むすめ」という、鉄道に関する職場で働く女性をモチーフにしたキャラクターがいます。 実在する鉄道会社に勤務している設定で、名前は所属する鉄道会社の駅名や列車名、沿線の施設名にちなんで付けられています。 このアルピコ交通にもその「鉄道むすめ」というキャラクターが上高地線の全国的な知名度向上と利用者増を目指して2012年(平成24)に登場しました。 名前は「渕東なぎさ(えんどうなぎさ)」と言います。 身長は152㎝で、好きな食べ物はりんご、すいか、ワッフル。 普段は上高地線の新村駅に勤務しているという設定です。 名前の由来は上高地線の渕東(えんどう)駅と渚(なぎさ)駅をくっ付けたものです(=゚ω゚)ノ 由来になった渕東駅、渚駅に降りてみました。 どちらも無人駅で渕東駅は田園地帯にポツンとあり、渚駅は住宅街といったところでしょうか。 どちらの駅名板にも「渕東なぎさ」のイラストがあしらわれていてとても目立ってオリマス。 ちなみに渕東なぎさの好きな食べ物にワッフルとあるのですが、渚駅前のお菓子屋さんのワッフルが好きとのこと。 この話は後で知ったことなので、今度行って渚駅に降りる機会があれば探してみようかしらん(#^.^#) 渕東なぎささん……… アルピコ交通上高地線で今もイメージアップのために日々頑張っております (`_´)ゞ
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2019年05月03日 22:03 コメント 18 件 ニックネームは「青ガエル」
現在松本電鉄上高地線を走る車両は3000系という形式で、京王電鉄の井の頭線を走っていた車両を改造して譲り受けたものです。 中小私鉄では資金の関係で自社で新型車両を作ることが難しく、大手私鉄で廃車になった比較的新しい車両を見つけて購入するところがほとんどなのですφ(..) この3000系が走る前は5000系という車両が走っていました。 この車両も譲渡されたもので、東急電鉄から渡ってきました。 今回のブログの主役は以前走っていた5000系電車の方でございます。 東急で走り始めたのは1954年(昭和29)から……… 当時ではスタイルも性能も最新鋭の電車で1959年(昭和34)まで105両製造されました。 見た目から付いたニックネームが「青ガエル」でございます(=゚ω゚)ノ 1986年(昭和61)に東急電鉄からは全て引退となりました。 1977年(昭和52)に長野電鉄に譲渡されたのを始めとして、色々な地方私鉄にこの5000系が渡っていきました。3枚目に譲渡先での写真をネットから集めてコラージュしてみました。 見た目が結構オシャレですし、車両も軽量だったりしてあつかいやすかったので古い車両を置き換えたい地方私鉄には人気だったと思われますね。 ですが車両も老朽化していき、第二の活躍場所からも全て引退してしまいました(/_;) 松本電鉄の5000系は2000年(平成12)に全車が引退しています。 今は新村駅の車庫に1編成留置されており、保存に向けて何らかの手を打つために模索しているようですがなかなか上手くいっていないようです。 今この電車を見ることができるのは、九州の熊本電鉄で動態保存されているのと、この松本電鉄新村駅の車庫、そして渋谷駅前にモニュメントとして設置されたものの3ヵ所となっています。 渋谷駅に置いてある5000系電車を見て懐かしがる方は多いのではないでしょうか。 新村駅に留置中の5000系電車、保存に向けて話が進むといいなぁ~(._.) (ちなみに、1枚目のコラージュ写真の新村駅留置中の5000系の写真以外はネットから拝借しました(=゚ω゚)ノ)
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2019年04月30日 23:53 コメント 10 件 高原へと誘うローカル線
長野県の松本で現地の休みがあった時の話(=゚ω゚)ノ 松本から分岐する松本電鉄上高地線に乗って鉄分補給としゃれこみました♪ 松本電鉄上高地線……… 松本電鉄と言う名前は旧社名で現在は鉄道路線の愛称として使われているようで、アルピコ交通の鉄道路線という形になります。 1921年(大正10)に筑摩鉄道として松本ー新村間が開通、翌年1922年(大正11)に島々まで延伸して社名を筑摩電気鉄道と変更しました。 そして1932年(昭和7)に社名が松本電気鉄道となりました。 1983年(昭和58)の台風10号による土砂崩れで新島々ー島々間が不通となり1985年(昭和60)にそのまま廃止になってしまいました。 それから2011年(平成23)に川中島バスと諏訪バスと合併して社名がアルピコ交通となり現在に至ります( ..)φ この終着駅の新島々駅にバスターミナルが開設されていて、ここから上高地や乗鞍方面までバスが出ており夏のシーズンになると観光客で賑わいます。 行ったのは冬のオフシーズンで夕方だったこともあってか人は無く静かでした。 新島々の駅前には、廃止された島々駅の駅舎が移築されていて観光案内所として使われております。(3枚目のコラージュ写真にある駅舎です。) 上高地のふもとまで連れて行ってくれるローカル線です。 のんびり揺られて電車とバスで上高地や乗鞍に行ってみるのも良いかもしれません(^ω^)
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2019年04月19日 23:29 コメント 19 件 こんにゃくのテーマパークや〜(゚∀゚)
さて、ブログネタは結構溜まってきてはいるのですがなかなか更新できない日々が続いておりました、約二週間ぶりですかね(´・_・`) こんなところにも仕事ですが行く機会がありました。 名前は「こんにゃくパーク」と言います。まさにこんにゃくのテーマパークでございます\(^o^)/ 場所は群馬県です、世界遺産にもなった富岡製糸場のある富岡市のとなりまちの甘楽郡甘楽町にあります。 元々はヨコオデイリーフーズという食品会社が2011年(平成23)6月にこんにゃく博物館としてオープンさせたのが始まりのようです。 その後規模がどんどん拡大されて、2014年(平成26)4月にこんにゃくパークとなりました。 中はこんにゃくの工場が見学できたり、こんにゃくを手作りする体験ができたり、こんにゃく製品が色々あって購入ができたりするのですが、一番びっくりしたのはこんにゃく料理のバイキングが楽しめるということ。 しかも無料なんですよ〜(@_@) こんにゃく料理って、こんなにもバリエーションがあるんだなぁ〜と感じました。 僕が気に入ったのはこんにゃく麺のラーメンや焼きそばでして、当たり前といえば当たり前なんですが食感はやはりこんにゃくだったのが不思議な感じがしました。こんにゃくのから揚げがあったのにも驚きでした。 こんにゃく芋生産量が日本一で全国で9割のシェアを誇る群馬県らしい施設ではありますね(^ω^) また是非行く機会があるといいなぁ〜♪ 足湯もあったりして結構楽しめます、機会がある方は是非行ってみて欲しいものです。 なお、安いと思ってこんにゃく製品をいっぱい買うと持っていくのにとても重いので注意してくださいね〜(^◇^;)
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2019年04月02日 23:56 コメント 12 件 ひと際目立つニクイやつ(=゚ω゚)ノ
前回のブログに引き続き近江鉄道ネタでございます(=゚ω゚)ノ さて近江鉄道には1編成だけひと際目立つ電車が走っておりまして、そんな電車にも出会うことができました。 形式で言うと700系といい、「あかね」号という愛称が付いております。1枚目の写真なんですが、特急電車みたいでしょ~♪ 席は転換クロスシート(枕木方向に並ぶシート)で座り心地いいですよん!(^^)! この電車は近江鉄道100周年と八日市駅が改築されたのを記念して西武鉄道から譲り受けた401系電車を1年がかりで大改造して、1998年(平成10)の6月にデビューしました。 どんだけ大改造されているのかは2枚目のコラージュ写真を見て頂ければわかるでしょう。黄色い電車が西武鉄道の401系という形式の電車でして、これが特急電車みたいな形になったわけですから改造する方も大変だったことでしょう( ..)φ しかしこの電車、新しく見えますが改造して走り始めて約20年経過しています。 種車が作られたのはもっと前ですので老朽化が進んでいるので今年の5月6日をもって引退してしまうとのこと。 残念な話であります(ノД`)・゜・。 3枚目の写真の電車(900系といいます)が5月7日から「あかね」号の名前を引き継ぐとのこと。 この電車は青一色だったのですが、塗装もこの700系「あかね」号を引き継いでおります。 900系「あかね」号の活躍も期待したいところデスね\(^o^)/ 尚2枚目のコラージュ写真の黄色の電車の写真と3枚目の写真はネットから拝借したものです。
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2019年03月26日 23:37 コメント 10 件 湖東のローカル私鉄の渋い駅②
では、近江鉄道で印象に残った駅をもう一つ紹介しましょう。 その駅は鳥居本といいます(=゚ω゚)ノ 鳥居本駅は1931年(昭和6)に近江鉄道が彦根から米原まで延伸した時に開業した駅です。 地元の請願によってできた駅らしいです( ..)φ この駅舎は開業時のもので、赤瓦にマンサードと呼ばれる腰折れ屋根を持つ洋風建築なのであります。 かつてこのあたりは中山道鳥居本宿として栄えた所なんだそうです。そしてかつては貨物輸送も行っていた駅でございます。 現在は無人駅となっています。 外観がとてもお洒落で個性的ですし、駅の中もいい雰囲気です(●´ω`●) この駅も新八日市駅と同様、こんど訪問できた時にも会えるといいなあと思いマスね。 今回はブログ二本だてでお送りさせていただきました(=゚ω゚)ノ
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