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”旅をするなら、鉄道がいい(^^♪”

 メッツ大曽根教室  鉄道の旅人 さん

紙の神様⁉︎

 2019年05月17日 15:12
全国には沢山の神社があって色々な神様が祀られていますが、福井県越前市にある大瀧神社・岡太神社には全国でもここだけという紙の神様が祀られています。

岡太(おかもと)神社は今から1500年程前に岡太川の上流に美しい姫が現れて「この村里は谷あいで田畑が少ないが、水清らかな谷川と緑豊かな山々に恵まれているので紙を漉けば生活も豊かになることでしょう」と紙の漉き方を里人に教えて去って行った。
それ以来この姫を「川上御前」と崇めて祀られたのが始まりとなります。
大瀧神社は719年(養老3)にこの地を訪れた泰澄大師が、国常立尊・伊弉諾尊を主祭神、川上御前を守護神として祀る社として創建、大瀧児権現と称して別当寺大瀧寺を建立しました。
その後、明治になり神仏分離令によって大瀧神社と改称されました。

この神社は大徳山の山頂付近にある奥の院と麓の下宮とあって、奥の院は大瀧神社と岡太神社は分かれた建物になっていますが、麓の下宮は大瀧神社と岡太神社は建物が共有となっています。
下宮の社殿は2枚目の写真なんですが、拝殿と本殿が一体となっていて檜皮葺の屋根が複雑な形をした珍しい作りとなっております(=゚ω゚)ノ
また3枚目の写真は中国の故事を題材にした丸彫りの彫刻をアップで撮影したもので、とても見応えがあります。この社殿は1843年(天保14)に永平寺の勅使門を手がけた大久保勘左衛門のてによるものとのこと。
1984年(昭和59)に国の重要文化財に指定されました。
大瀧神社・岡太神社のある五箇地区は紙と共に発展した地区です。越前和紙の里として紙の文化博物館、卯立の工芸館、パピルス館が近くにあって、越前和紙の文化を伝えております。



添乗業務をするようになって初めて知った観光地は沢山ありますが、今回の大瀧神社・岡太神社も仕事で初めて存在を知った所です。
今回は下宮を見ただけでしたが、今度訪れる機会があれば奥の院や越前和紙の文化に触れてみたいものですφ(..)
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