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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

エニグマを解読した悲運の天才2

 2018年02月03日 18:34
自宅に泥棒が入り、事件を警察に報告したが、捜査の過程で、泥棒の手引きをした19歳の青年(マレー)と同性愛関係にあったことが警察の知るところとなった。

当時のイギリスで同性愛は犯罪で、チューリングはその罪で逮捕されてしまう。

当時、同性愛は罪とみなされており、屈辱的な男性ホルモンによる治療が行われていました。
入獄を拒否したチューリングに対してもホルモン治療が行われています。

1954年6月8日、アラン チューリングは自宅で自殺する。
死体のそばには、かじりかけのリンゴがあった。
青酸カリにべっとり浸された毒リンゴ。

同僚によれば、映画『白雪姫』を見た直後の彼が「魔法の秘薬にリンゴを浸けよう、永遠なる眠りがしみこむように」と言っていたのを耳にしており、白雪姫のワンシーンを真似てこのような死に方をしたのだという

チューリングは余りにも国家機密を知っている為に毒リンゴを
食べさせられたという説もある。

彼の業績は、死後数十年経ってようやく人々の知るところとなった

追悼記念切手やコンピュータ開発における氏の貢献を綴った新書が発売されるなど、第二次世界大戦中に暗号解読に従事し大きな功績を残したTuring氏を讃える動きが各所で見られる

アメリカ計算機学会(ACM)はアラン・チューリングを記念して、彼の名を冠したチューリング賞を毎年コンピュータ科学で活躍した人々に授与している。

2009年のことでした。
イギリスの首相が、チューリングを同性愛の罪で逮捕した事をようやく謝罪します。
チューリング氏については長い間、同性愛者と科学者の双方から名誉回復が求められていた。

アラン・チューリングに対し、ゴードン・ブラウン英首相が彼に対し謝罪する声明文を発表し、チューリングの名誉回復がなされた。

ブラウン首相は「当時の法律に従った処分だったとしても、彼に対する扱いはまったく不当なものだった」と指摘。
「アランは人類への貢献者として認められるのがふさわしい」と述べた上で、英国政府として正式にチューリング氏に謝罪した。

「彼の偉大な功績がなければ第2次世界大戦の歴史は変わっていただろう。彼に対する当時の扱いは全く不当だった。アラン、本当に申し訳ない」
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