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地質学者が警告、その理由とは?

 2017年12月18日 21:24
コロラド大学のロジャー・ビルハム博士とモンタナ大学のレベッカ・ベンディック博士らの研究グループは、地球の自転速度の変化を理由に「2018年に大地震が多発する可能性が高い」という報告を論文で行っています。
地球の自転速度は1日あたりに数ミリ秒遅くなっており、この低下は数年周期で一気にスピードアップすることで解消されます。
自転速度の変化はわずかなものなので、人間が体感することは不可能ですが、原子時計を利用することで正確に測定することが可能です。
ベンディック博士らは地球の自転速度がおよそ32年ごとに増減を繰り返す周期に入ることを発見。

増減を詳しく分析すると、自転速度が速まる直前に4年間にわたって日々速度が減少し続けることがわかりました。
さらに、ベンディック博士らは、地球の自転速度の変化が及ぼす目に見えてわかる現象として「巨大地震の多発」という兆候をも発見しています。
ビルハム博士らの調査によると、過去数世紀において地球の速度が減少し、増加に転じる5年間のサイクルにおいて、マグニチュード7.0を超える巨大な地震の数が急激に増えているということがわかったそうです。


今回の研究で明らかになった地球の自転速度の変化と巨大地震発生との関連性は、地球の核(コア)が鉄・ニッケルを主成分とする固体の内核と液体の外核にわかれ、その周りを液体マントルが覆い、マントル上に地殻がのるという構造から科学的な根拠を持つ可能性があります。
地球の自転によって地球内部の液体の動きに変化が生じ、それが原因で地震が発生するというメカニズムが存在する可能性は十分あるため、ベンディック博士らの研究は、無視できない重要性を持っていそうです。


ビルハム博士によると、過去4年間にわたって地球の自転速度は減少し続けており2018年が5年目の反転時期にあたるとのこと。
「推論は明快です。来年に私たちは巨大地震の数が急激に増えるのを目の当たりにするでしょう。今年はやりやすい年でした。これまでのところ、巨大地震はたった6回しか観測されていません。2018年が始まれば、巨大地震が20回起こる可能性は高いでしょう」とビルハム博士はThe Guardianに対してコメントしています。
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