フェリエ南草津教室
マーボー さん
ヒトと細菌が結んだ「ふしぎな協定」1
2017年12月12日 23:34
「細菌」はあらゆる場所に存在します。
スマホにも、ペットボトルの飲み物にも。
手を洗う前にも、洗った後だってカラダのどこかに付着して、私たちはそれをどうすることもできません。
そこで、私たち人類と細菌は何百年も前に協定を結んだのです。
「Kurzgesagt In a Nutshell」の動画のお話。
何かと言うと、人類は細菌に家と食料を与える代わりに、私たちのためにも細菌は働く、というもの。
ヒトは母親の子宮の中は無菌状態ですが、産道を通って生まれてくる際、体のあらゆる部分に母親が持つ細菌が付着します。
これはヒトが健康に生きるために欠かせないものであり、帝王切開で生まれてきた子供は自然分娩の子供に比べて喘息や免疫疾患、白血病などになる確率が高いとさえ言われています。
私たちは、細菌の存在があるからこそ健康な生活を送ることができるのではないでしょうか。
人類と細菌は、何百年にもわたって最良の関係を築けるよう共に進化してきました。
例えば母乳には特定の細菌を育てるための「糖」が含まれていて、その菌は体内の有害な菌に対して“おとり”として働き、免疫系を調節する働きをします。
ヒトは生まれて最大2年間で体内の細菌環境を整えると言われています。
ヒトによってその環境は異なり、それらは細菌、真菌、ウィルスなどから構成されるとも。
体の内外の寄生体には、大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は「悪さをしない静かな種類」で、基本的には無視されていますが有害な侵入者を牽制してくれる働きを持ちます。
2つ目は「有害な寄生体」で、何とか共存関係にあります。
例えば歯をよく磨かないと酸で歯を溶かしてしまう細菌などが挙げられます。
これらの寄生体はできるだけ増えないようにしたいところですが、根絶やしにすることもできません。
3つ目は、「健康に必要な頼れる仲間」です。
おおよそ380兆からなる細菌のコミュニティを作っていて、最大5千種類が腸内に存在します。
これらの腸内細菌は消化を助け、カロリーを引き出す仕事をします。
腸は体内の中でも有害な侵入者に狙われやすい臓器なので、勇敢な軍隊に守られています。
それが免疫系です。
スマホにも、ペットボトルの飲み物にも。
手を洗う前にも、洗った後だってカラダのどこかに付着して、私たちはそれをどうすることもできません。
そこで、私たち人類と細菌は何百年も前に協定を結んだのです。
「Kurzgesagt In a Nutshell」の動画のお話。
何かと言うと、人類は細菌に家と食料を与える代わりに、私たちのためにも細菌は働く、というもの。
ヒトは母親の子宮の中は無菌状態ですが、産道を通って生まれてくる際、体のあらゆる部分に母親が持つ細菌が付着します。
これはヒトが健康に生きるために欠かせないものであり、帝王切開で生まれてきた子供は自然分娩の子供に比べて喘息や免疫疾患、白血病などになる確率が高いとさえ言われています。
私たちは、細菌の存在があるからこそ健康な生活を送ることができるのではないでしょうか。
人類と細菌は、何百年にもわたって最良の関係を築けるよう共に進化してきました。
例えば母乳には特定の細菌を育てるための「糖」が含まれていて、その菌は体内の有害な菌に対して“おとり”として働き、免疫系を調節する働きをします。
ヒトは生まれて最大2年間で体内の細菌環境を整えると言われています。
ヒトによってその環境は異なり、それらは細菌、真菌、ウィルスなどから構成されるとも。
体の内外の寄生体には、大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は「悪さをしない静かな種類」で、基本的には無視されていますが有害な侵入者を牽制してくれる働きを持ちます。
2つ目は「有害な寄生体」で、何とか共存関係にあります。
例えば歯をよく磨かないと酸で歯を溶かしてしまう細菌などが挙げられます。
これらの寄生体はできるだけ増えないようにしたいところですが、根絶やしにすることもできません。
3つ目は、「健康に必要な頼れる仲間」です。
おおよそ380兆からなる細菌のコミュニティを作っていて、最大5千種類が腸内に存在します。
これらの腸内細菌は消化を助け、カロリーを引き出す仕事をします。
腸は体内の中でも有害な侵入者に狙われやすい臓器なので、勇敢な軍隊に守られています。
それが免疫系です。
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