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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

若者は「インターホン恐怖症」

 2017年08月28日 17:51
米カリフォルニア大学バークレー校でコンピューターサイエンスを学ぶチャナン・ワリアさん(19)は、最後にインターホンを使った時のことや玄関のドアをノックした時の状況を思い出せない。

自宅には、父親がWi-Fi接続のしゃれたインターホンをつけた。だがワリアさんは、インターホンを鳴らすこと自体が苦手だと話す。自分も友達も相手の家に着いた時にテキストメッセージを送ることに慣れすぎており、インターホンの音は不意打ちのように感じられるのだ。

20歳以下の若者について調査・分析するゼブラ・インテリジェンスの創業者、ティファニー・ゾング氏(20)は「インターホンは突然すぎる。恐ろしい」と話す。

「インターホン恐怖症」は、調査論文こそ発表されていないが、実際にある。あるツイッターユーザーが行ったアンケートでは、1万1000件を超える回答のうちインターホンは怖いとの回答が54%に上った。

ミレニアル世代とそれに続くZ世代には、監視カメラでチェックせずにインターホンに出ることなど考えもしないとの声もある。

インターホン恐怖症は、直接ではなくスマートフォンなどのIT機器を介したコミュニケーションが優勢となっている時代を反映している。

電話をかける行為は社会全般で減っているが、特にカスタマーサービスで減少が著しい。
通話が減った分、増えているのはチャットやロボットによる対応、セルフサービスの利用だ。

インターホンを避けるのは単に必要ないからだと話す若者もいる。南カリフォルニア大学の学生は「骨董(こっとう)品のようだ。ドアをノックするのは大昔の話で、同年代の人間は経験したことがない」と述べた。

インターホンが消えようとしているわけではない。全米住宅建築業協会(NAHB)によれば、インターホンがない新築住宅が建設されている兆候はなく、インターホンは地元の建築基準法で義務付けられていることも多い。

サンディエゴ州立大学のジーン・トウェンジ教授(心理学)は話す。「電子的なコミュニケーションは結びついているという感覚を持てる。しかし、それは親近感やメンタルヘルスの面で直接のやり取りとは違う」という。トウェンジ氏は自著で、スマホが若者の不安感まん延を助長している可能性について記している。
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