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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

ゆっくりと話す理由2

 2017年03月06日 23:36
■渡部さんが戦場カメラマンの道を選んだきっかけと、ゆっくりとした話し方になった理由

「20歳のころ、バックパッカーでアフリカに旅に出たことがあるんです。そうしたらその地域一帯でルワンダ内戦が起こっていて、目の前でたくさんの子供たちが助けを求めてきたんですが、学生である自分は手を差し伸べることができませんでした。自分ができることはなんだろうと考えたときに、もともと大好きだったカメラ、写真を使えば、たくさんの人に(そういう問題を)伝えるきっかけになるのでは…というのがきっかけです」

「カメラマンとして、写真そのものから想像できるものや、感じるものを大切にしたいと思ってます。そして、写真だけでなく、言葉がもつ力。仮に言葉がわからなくても、伝わってくるものはあるんですね。丁寧に、正確に、わかりやすく、ゆっくり伝えて行きたいと思っています。

もともと小さい時から話すのはゆっくりではあったんですけれども、言葉が通じない地域に行ったとき、正確に、わかりやすく、ゆっくりと伝えていくと、どの国の人たちにもわかってもらえるようになったんです。そうして20年過ごしているうちに、もっとゆっくりになってしまいました」

■世界中に必ずもっていくもの
渡部さんがどこに行くにも必ず持っていくものは、一枚の家族写真。

「紛争地でも情勢が不安定な地域でも、どのように1日1日を生き延びていくのかという力は、必ず家族が近くにいることから生まれるんです。家族の写真を見せることで、知り合うきっかけになる。また僕にとっても大きな支え、力になっているんですね」

現地の人に寄り添う渡部さん。仕事はいつまで続けるのかという問いに、「世界中で衝突がなくなれば」と回答。「厳しい立場に立たされる子供たちがいて、そしてその家族がいる限りは、僕自身のやりかたで記録していきたいと思っています」

「僕の夢は世界中から戦争がなくなって、戦場カメラマンがいなくなり、世界中の学校をまわりながらそこで勉強したりあそんだりしている子供たちを撮影する、“学校カメラマンになること”です」
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