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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

2080年までにコーヒーが絶滅する可能性

 2017年02月10日 00:59
2015年より、毎年10月1日は「International Coffee Day(コーヒーの日)」。
認知度はイマイチながら、今年も各地でイベントが開催される予定だ。

海外の大手メディアはショッキングなタイトルとともにコーヒーが地球上から姿を消す可能性を一斉に報じた。

地球温暖化にともなう気候変動が原因となり、今日主要なコーヒープラントにおける収穫量が、軒並み減少傾向にあること。
そして、このまま異常気象が続けば、2080年までに世界中から野生種のコーヒーが絶滅する可能性を否定できない、と。

そもそも、コーヒーの野生種には3大原種(アラビカ・ロブスタ・リベリカ)があるが、現在世界で栽培されるものの約7割がアラビカ種。
その原産地はエチオピアと言われている。
長い歴史の中でこの国から世界へと渡った原種は、その土地の気候や土壌に合わせてバラエティ豊かな香り・味わいへと変化していった。

「PLOS ONE」によると、英王立植物園の研究者らが当時、フィールド調査とコンピューターモデリングを組み合わせ、さまざまな気候条件下でのシミュレーションを実施。

結果はコーヒーを愛する人にとって最悪と言えるものに。
アラビカ種に適した生息地のじつに66%が消失。
全滅の危機も間逃れないという試算だった。

現にエチオピアでは、この50年で年間平均気温が1.3℃上昇。生産量減の要因がここにもある。

コーヒーの産地は赤道を挟んだ北回帰線と南回帰線の間、「ビーン・ベルト」の一帯でのみ生産され世界へと輸出されている。
そして温暖化による気候変動は、このビーン・ベルトを毎年のように襲う。

たとえば、異常な高温と降雨に見舞われた2012年の中央アメリカ。
大半の農場でコーヒーの木に寄生する「コーヒーサビ病」に感染し、約35万人の労働者が職を失った。

翌年、ハワイ島コナでも病虫害による甚大な被害で生産量が激減。
この病虫害は、近年のキリマンジャロ(タンザニア)を襲い、今では20世紀に栽培していた地域よりも300メートルも標高が上昇した、と「The Telegraph」が報じている。
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