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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

12歳の少女が書いた作文

 2017年01月13日 21:57
近所に捨てネコがいる。

「キキ」と勝手に名付けてかわいがった。

毎日のように子ネコを見に行って、まるで自分の飼いネコのようにかわいがった。

ある日、突然子ネコの姿が見えなくなった。

学校でこのことを友達に話したら「保健所だろ?それ殺されちゃうよ」といった。

私はむきになって言い返した。「そんなはずない。絶対幸せになってるよ」

走って家に帰ると、急いでパソコンの前に座った。「保健所」で検索するとそこには想像もできないざんこくなことがたくさんのっていた。

動物の処分1匹につき78円。動物の命の価値がたったの78円でしかないように思えて胸が張りさけそうになった。

2012年に当時小学6年生だった谷山千華さんが、「動物の殺処分」について綴った作文『78円の命』を抜粋したもの。
猫の殺処分についての現実を小学生の素直な感性で描いたこの作文は、愛知県豊橋市の話し方大会で最優秀作品に選出。
今では、同市の道徳の授業で扱われているほか、2020年からは愛知県内全域の道徳の授業で使う副教材に掲載されることも決定している模様。

彼女が作文を書いてから3年以上が経ちますが、今でも年間20万匹以上の犬猫が保健所で殺処分されています。
『78円の命』は、動物の命の大切さを改めて考えるきっかけになる内容で、これまでも本作を用いた企画はありましたが、必要な人員や費用面に課題があり実現には至っていなかったのだそう。

東京で活動するクリエイターの発案によりクラウドファンディングを活用し、作文を絵本化するプロジェクトが始動。支援は1,000円から可能です。

プロジェクトメンバーはこうコメントしています。
「僕たちはこの作品を通して、作者の谷山さんだけではなく多くの子供たちに、『命』について考えるきっかけ作りをしたいと思っています。毎年10万匹以上の犬や猫が殺処分をされているという事実を知らない人も、まだまだ多くいると思います。僕たちが目指すのは、まずこの作品を読み、現状を知ってもらうこと。子供のうちから動物の殺処分について知ってもらうことにより、動物の命について考えるきっかけを広げていきたいと思っています』

開始からわずか5日で目標金額である100万円の調達に成功。
12歳の少女の作文が、多くの人の心を動かしています。
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