フェリエ南草津教室
マーボー さん
世界の終わりまで残り3分
2016年06月25日 21:43
「世界終末時計」
「終末時計」は米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が1947年に設置した。「世界週末時計」は、1947年、シカゴ大学の原爆第1号の製造者らの発案で発刊した雑誌のプロジェクト。
「考えたくない未来」への注意を促そうという「世界終末時計」は、真夜中24時を人類滅亡の時として、人類に残された時間をカウントダウンするというもの。
これまで一番終末まで近かった時間は?
1947年に創設された終末時計の時刻は、1953年の「残り2分」から1991年の「残り17分」の範囲で18回変更された。
今まで長針が最も0時に近づいたのは1952年、ソ連と米国が熱核爆弾の実験を行なったとき。逆に最も0時から遠のいたのは1991年、米ソが戦略兵器削減条約に署名したときで、11時47分と終末まで17分の時をさした。
冷戦下の1953年には最短の残り2分になったが、両国が部分的核実験禁止条約を締結したことで、1963年には残り12分まで回復した。その後、冷戦が終結し、ソビエト連邦が崩壊すると、時計は残り時間17分まで戻った。
2012年1月には、世界に核兵器拡散の懸念が高まったうえに、福島第一原子力発電所事故の影響も加わって残り5分となり、2013年、2014年も残り5分のままである。
そして現在「残り3分」となった
時刻が進むのは2012年1月、核軍縮に大きな進展がないのを理由に1分進んで残り5分となってから3年ぶり。
残り3分になったのは1980年代の冷戦期以来で、同誌の強い危機感を示している。
その理由は?
その理由について、科学雑誌は、地球温暖化を防ぐ取り組みが不十分で、気候変動の影響が避けがたいほど深刻になると想定されることやアメリカとロシアの間で核軍縮の取り組みが停滞していることなどを挙げています。
同誌は声明で「歯止めのない気候変動や世界に大量にある核兵器の更新」を脅威に挙げ、「世界の指導者は、市民を守るのに必要な速さや規模で行動していない」と批判。
「終末時計」は米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が1947年に設置した。「世界週末時計」は、1947年、シカゴ大学の原爆第1号の製造者らの発案で発刊した雑誌のプロジェクト。
「考えたくない未来」への注意を促そうという「世界終末時計」は、真夜中24時を人類滅亡の時として、人類に残された時間をカウントダウンするというもの。
これまで一番終末まで近かった時間は?
1947年に創設された終末時計の時刻は、1953年の「残り2分」から1991年の「残り17分」の範囲で18回変更された。
今まで長針が最も0時に近づいたのは1952年、ソ連と米国が熱核爆弾の実験を行なったとき。逆に最も0時から遠のいたのは1991年、米ソが戦略兵器削減条約に署名したときで、11時47分と終末まで17分の時をさした。
冷戦下の1953年には最短の残り2分になったが、両国が部分的核実験禁止条約を締結したことで、1963年には残り12分まで回復した。その後、冷戦が終結し、ソビエト連邦が崩壊すると、時計は残り時間17分まで戻った。
2012年1月には、世界に核兵器拡散の懸念が高まったうえに、福島第一原子力発電所事故の影響も加わって残り5分となり、2013年、2014年も残り5分のままである。
そして現在「残り3分」となった
時刻が進むのは2012年1月、核軍縮に大きな進展がないのを理由に1分進んで残り5分となってから3年ぶり。
残り3分になったのは1980年代の冷戦期以来で、同誌の強い危機感を示している。
その理由は?
その理由について、科学雑誌は、地球温暖化を防ぐ取り組みが不十分で、気候変動の影響が避けがたいほど深刻になると想定されることやアメリカとロシアの間で核軍縮の取り組みが停滞していることなどを挙げています。
同誌は声明で「歯止めのない気候変動や世界に大量にある核兵器の更新」を脅威に挙げ、「世界の指導者は、市民を守るのに必要な速さや規模で行動していない」と批判。
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