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奇跡がつきまとう男「フラノ・セラク」

 2016年06月25日 21:25
人は彼のことを『世界一幸運な男』と呼ぶ。

1962年、彼が乗っていた列車が走行中に脱線、川に転落した。乗客17名が死亡したが、彼は負傷したものの助かった。翌年、初めて乗った飛行機のドアが突然開いて乗客19名が死亡。彼も機外に投げ出されたが、干し草の上に着地して無事だった。
フラノさんは低体温症とショック症、少しのあざと腕の骨折を負った

1963年に初めて飛行機に乗った際、ありえないことだが、その飛行機はコックピットのドアを開けたまま離陸し、乗客が外へ投げ出された。19人が死亡したが、フラノさんは運よく干草の上に落ちた為、助かった。もちろん、それ以来フラノさんは飛行機には二度と乗っていない。

1966年には乗っていたバスが川に落ち、1970年には運転していた車が突然火を吹き、ガソリンに引火して爆発したが、いずれも間一髪のところで助かった。1973年、彼の車は再び爆発し、この事故により彼は毛髪のほとんどを失ってしまったが、その他は無傷だった。

1995年には、バスにひかれたものの軽傷だった。その翌年、自動車で山道を運転しているときにトラックが真っすぐ彼の方へ向ってきた。避けようとしてガードレールに突っ込んだところ、車は崖下90メートルに転落して爆発。しかし彼は木にひっかかって助かった。

2005年に5度目の結婚を記念して買ったロトくじが的中、60万ポンド(約8000万円)の大金を得たのである。

彼は数々の不運をこう語る

「今まで、自分が幸運だなんて思ったことは一度もない。大きな事故に7回も遭遇し、生き残ったことは確かだ。しかし、事故に遭遇する時点で運が悪い」
「勢いで結婚してしまうことも、また惨事だと思うよ」とも語っている。

「私の年で必要なのは、妻のカタリーナだけです。お金では何も変わりません。」
フラノさんは全ての財産を家族と友人に譲り、大金を手にする前に住んでいた家に戻って、今は奥さんと二人で、慎ましく暮らしている。

フラノさんにとっての本当の幸運は、何度も九死に一生を得たことでも、宝くじに当たったことでもなく、今の奥さんと巡り逢い、5度目の結婚にして、ようやく穏やかな生活を手に入れたことのようだ。

「平凡な人生こそが、実は幸せ」それを教えてくれる実話だ。
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