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 フェリエ南草津教室  マーボー さん

血液を「すべてO型」にする研究が進んでる

 2015年07月25日 19:11
カナダの研究者たちにより、あらゆる型の血液をO型に変換する技術が開発された
主なターゲットはA型とB型

O型って、実は結構スゴかった…
献血ルームの前を通ると、いつも各血液型の不足状況が書かれたプラカードがある。「超ピンチ」などと書かれているのがきまってO型
日本人にはO型が多いから、という理由だとしたらA型も多いはず
O型は、誰にでも血液をあげられる「万能供血者」
A型にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはAとBの両抗原がありますが、O型にはどちらの抗原もない
ちなみにAB型はどちらの抗原も持っている一方で、どの血液を輸血しても免疫反応は起こさない不思議な型

O型はどの型にも輸血できる珍しい血液だった…!
身体が抗原を異物と認識すると免疫系の反応が生じる
これがO型の血液を輸血した場合は起きない
違う型の血液を輸血してしまうと、免疫反応を引き起こして死亡してしまうこともあるが、O型はどの型にも輸血しても反応しない

そう、実はコレ、輸血のための研究
献血されたあらゆる血液を、どの患者にも安全に輸血できるO型に変える方法が実現に近づいている
血液バンクは誰にでも輸血できるO型、なかでもRH陰性のドナーに大きく依存
輸血の際は大前提として同じ血液型を使用するが、緊急時に血液型がわからない、検査できない場合などに、O型を暫定的に使用する

その型を変えるのに使ったのは、身近なアレ
酵素!!
研究者たち抗原をチョキンと切り取る方法を見つけた。その重要な役割をはたしてくれるのは酵素

実現化にはまだ時間が掛かりそうだけど…
実際に実現に至るには少なくとも後5年はかかるのではないかと言われている
まだ効果は十分ではないものの、この酵素改良プロセスが有効であることを示すには十分な結果
しかも!
研究チームのKwan氏は、「われわれが赤血球から除去しようと試みているのと同じ抗原が、他の組織や臓器にも存在する」と述べる
このプロセスが完成すれば、臓器移植などにも応用できる可能性がある
今後、すべての献血を万能血液化することができるようになれば、特定の血液不足を解消することができ、医療の現場をもっとシンプルにできるかも
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