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”旅をするなら、鉄道がいい(^^♪”

 メッツ大曽根教室  鉄道の旅人 さん

神戸の老舗の甘納豆屋が設置した駅です♪

 2021年01月15日 21:08
JR池北線からちほく高原鉄道へとなって、唯一新設された駅がありました。
その駅名は「岡女堂」といいます(=゚ω゚)ノ

岡女堂駅は1989(平成元)年に池北線がちほく高原鉄道ふるさと銀河線になったあとの1995(平成7)年9月に開業しました。
岡女堂の本別工場のそばをふるさと銀河線が通っていたので、そこに隣接する形で岡女堂が費用を負担して駅が作られたわけです。

岡女堂は1855(安政2)年創業の神戸の甘納豆の老舗です。創業の頃はぜんざい屋で、創業者がぜんざいを火にかけ過ぎたことから偶然甘納豆が誕生してそれが主力商品になったようですね。
それがなぜ北海道の本別町に工場ができたかというと、本別町は豆王国と言われるほど豆づくりが盛んな町なのだそうで、豆の縁によって本別町に岡女堂の工場の誘致の話があって移転が決定し、1991(平成3)年に工場の機能すべてが移転完了しました。
駅も岡女堂の工場も国道242号線に面していましたが、そちら側には出入口は無く反対側にありました。岡女堂駅の入口も岡女堂の工場敷地内にあるので、駅に行くには敷地を横切る必要があります。
この駅にはふるさと銀河線で数回立ち寄ったことがあります、売店には色々な種類の豆製品があったり、「おかめ」コレクションが展示されている豆ドームという建物があったり、駅の側には一寸法師のモデルともいわれる少彦名神を祀った豆神社があったりと結構楽しめたりします。
岡女堂独自のものだと思いますが、ふるさと銀河線のマグカップが販売されていたので購入した思い出があります(=゚ω゚)ノ

そんな駅も設置された岡女堂は現在どうなっているかと言うと、ふるさと銀河線が廃線になる頃に岡女堂は経営破綻してしまいました。そのあと本別工場は十勝豆工房から合同会社豆やとかちと経営が移管されて「岡女堂本家」として今でも営業しているとのこと。
ふるさと銀河線の廃線後には国道242号線側にも入口ができました。

江戸時代に生まれた関西の老舗の味が、今でも北の大地の北海道本別町で引き継がれているようですね(●´ω`●)
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