錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
1248 3台のクルマ
2020年02月11日 11:48
俺は地元で、センターラインの無い市道をトヨタ・スペイドを走らせていた。
前を行くシルバーの普通乗用車が、異様に遅い。
高齢運転者標識「四つ葉のクローバーマーク」が後部に貼ってある。
リアウィンドウ越しに見る限り、小柄な男性の運転手のようである。
ゆっくり慎重な運転はご自分の年齢を考えてのことなのだろうが、じつはこれがなかなか真似のできることではない。
自宅までもう10分ほどなので、俺は急いでいなかった。
急ぐときにこそ、運転はしないほうが良い。
その運転に敬意を払い、車間を取って、走らせていた。
しかし、やはりイライラはする。
前車の運転手は決して悪くない。
悪くはないが、俺は左折し、山の中へ入った。
この山の中の道は、またもとの同じ道に戻るのである。
遅いシルバーの車の前に出ようと思ったわけではない、直後を走っているとストレスを感じるので、当該車の前でもうしろでも良いから順番をずらして、直後にならないようにしたのである。
ところが、もとの道にもどると、ドンピシャリまたもや同じ遅いシルバーの車の直後になってしまった。
まあ、笑うしかない。
しかたがない、この車がどこまで行くのか知らないが、最後までお付き合いしよう。
気が付くと先頭にシルバーの普通乗用車、つぎに俺のスペイド、最後に白いミニバンという3台で、シルバー車の速度の遅さもあって、その道を3台だけが走っているというような状況になった。
俺はあきらめているから平気だが、うしろの白いミニバンが、遅さにイラついているようだ。
俺との間隔を詰めてくる。
「おまえも間を詰めろよ!」的な気持ちなのかもしれない。
だが、俺は知らん顔して、シルバー車との間を空けたままである。
「パァッ、パァッ、パァッ、パァッ !!」
とうとう、ミニバンはクラクションを鳴らしてきた。
恥ずかしいやつめ。
その直後。
十字路を、俺は直進した。
シルバー車とミニバンは左折して同じ方向へ行く。
あいだに俺が居なくなったからには、ミニバンはシルバー車を猛追するだろう。
いっときのイラつきが、その後の人生をメチャメチャにすることだってある。
車の運転に限らず。
柳 秀三
前を行くシルバーの普通乗用車が、異様に遅い。
高齢運転者標識「四つ葉のクローバーマーク」が後部に貼ってある。
リアウィンドウ越しに見る限り、小柄な男性の運転手のようである。
ゆっくり慎重な運転はご自分の年齢を考えてのことなのだろうが、じつはこれがなかなか真似のできることではない。
自宅までもう10分ほどなので、俺は急いでいなかった。
急ぐときにこそ、運転はしないほうが良い。
その運転に敬意を払い、車間を取って、走らせていた。
しかし、やはりイライラはする。
前車の運転手は決して悪くない。
悪くはないが、俺は左折し、山の中へ入った。
この山の中の道は、またもとの同じ道に戻るのである。
遅いシルバーの車の前に出ようと思ったわけではない、直後を走っているとストレスを感じるので、当該車の前でもうしろでも良いから順番をずらして、直後にならないようにしたのである。
ところが、もとの道にもどると、ドンピシャリまたもや同じ遅いシルバーの車の直後になってしまった。
まあ、笑うしかない。
しかたがない、この車がどこまで行くのか知らないが、最後までお付き合いしよう。
気が付くと先頭にシルバーの普通乗用車、つぎに俺のスペイド、最後に白いミニバンという3台で、シルバー車の速度の遅さもあって、その道を3台だけが走っているというような状況になった。
俺はあきらめているから平気だが、うしろの白いミニバンが、遅さにイラついているようだ。
俺との間隔を詰めてくる。
「おまえも間を詰めろよ!」的な気持ちなのかもしれない。
だが、俺は知らん顔して、シルバー車との間を空けたままである。
「パァッ、パァッ、パァッ、パァッ !!」
とうとう、ミニバンはクラクションを鳴らしてきた。
恥ずかしいやつめ。
その直後。
十字路を、俺は直進した。
シルバー車とミニバンは左折して同じ方向へ行く。
あいだに俺が居なくなったからには、ミニバンはシルバー車を猛追するだろう。
いっときのイラつきが、その後の人生をメチャメチャにすることだってある。
車の運転に限らず。
柳 秀三
ムーミンさん
最近は、自分の運転する車の速度も遅いです。
一時停止もキッチリ止まり過ぎかも知れません。
そういうふうに変わってきましたし、変えていきました。
そうです、あせってはダメです。
クルマは便利な道具であると同時に、大変に危険な道具であるのですから。
その道具を操作するという意識を持たなくてはなりませんよね。
柳 秀三
最近は、自分の運転する車の速度も遅いです。
一時停止もキッチリ止まり過ぎかも知れません。
そういうふうに変わってきましたし、変えていきました。
そうです、あせってはダメです。
クルマは便利な道具であると同時に、大変に危険な道具であるのですから。
その道具を操作するという意識を持たなくてはなりませんよね。
柳 秀三
すみれさん
昔は車で追い越しが当たり前だったですけどね。
いまは追い越すと違反なところだらけだし、追い越しは「悪」という認識になってますもんね。
うはー、その整備会社の人、ナイスですね。( ̄o ̄)
柳 秀三
昔は車で追い越しが当たり前だったですけどね。
いまは追い越すと違反なところだらけだし、追い越しは「悪」という認識になってますもんね。
うはー、その整備会社の人、ナイスですね。( ̄o ̄)
柳 秀三
とても、えらい、えらいと思います。
あせたっらダメなのね。
あせたっらダメなのね。
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