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ライオンキングのつぶやき

 茅ヶ崎教室  lionking さん

中浜万次郎の陰に隠れた漂流民「完結編」

 2016年07月27日 09:43
皆さん~お早うございます!
青山霊園の外人墓地に漢字で「浄世夫彦」と刻まれた墓碑がSitting downしております。
この言い方は彼に取ってComfortableだと私は思います。

彦は日米の格差に愕然とし、日本の近代化には幕府役人だけでなく、庶民一人一人の意識改革が必要と感じる。アメリカ領事館の通訳として働くが、攘夷浪人から外人として狙われるようになり(1861年)3度目の渡米をしている。

3度目の渡米中に「奴隷解放」をした16代大統領のリンカーンと会見しており、「夜明けの前の日本について尋ねられたようです。(彦は米国滞在中、3人の大統領にも会っている唯一の日本人で特筆すべき事と思います)皆さんもリンカーンの名言「人民の人民による人民の為になる政治」は学校で習われた事と思います。
この時期は「南北戦争中」でアメリカも大変な時、マーガレット・ミッチェルが書いた「風と共に去りぬ」の世界でアメリカの南部白人達の貴族文化が消えて行った時代です。

その後の彦は、アメリカと日本の架け橋となり、深く日本の近代化への歴史に関わり続けた人生で様々な事において「初めての日本人」でした。
ジョセフ・彦は日本人女性と結婚し、日本名を浜田彦蔵と名乗りますが、子供はいなかったので子孫はおりません。この辺はジョン・万次郎とは違う所ですね。
明治30年(1897)心臓病で60歳の生涯を閉じております。
幕末にこんな日本人がいたと言う事を、皆さんに知って欲しかった訳で、長々と引っ張ってしまった事を申し訳なく、またお付き合い頂き感謝申し上げます。
有難う御座いました。

(余談)ワシントンにおいて国務省の通訳をしている友人から、浜田彦蔵が書いた英文の自伝上下2冊のオリジナルがワシントンの国立図書館に寄贈されているが、明治にシスコで復刻版が作られたコピーを譲って貰った。江戸時代に書かれた初めての日本人による英文自伝で挿絵も彼が書いており、大変貴重な本で私の宝物です。
英文では「The Narrative of a Japanese 」です。

写真1: 記念館内のリンカーン像
写真2: 風と共に去りぬ
写真3: 万次郎や彦が現在のシスコを見たら驚くであろう
コメント
 5 件
 2016年08月14日 13:21  イオン吹田教室  およよん さん
lionkingさん、こんにちわ!

チョットのご無沙汰ですが、お元気でいらっしゃますか? およよんは元気に
遊び回っていますよ。(笑)

このブログを最後に、大分ブログをアップされてないし、雅さん、chinmiさん、
あおこさん、私のブログでも、lionkingさんの軽快なコメントをお見かけして
ないので、少し淋しく感じています。(笑)

米国の娘さんの所に行っておられるのかも知れませんね。
ウィットに富んだlionkingさんのブログアップを首を長~くして待ってます。

ファンの一人、およよん。
 2016年07月29日 09:58  茅ヶ崎教室  lionking さん
Chinmiさん お早うございます!!

北陸福井からのコメント有難う御座います。

久し振りの和紙人形修行を師匠宅でされており、気合が入っている印象を受けますよ!!
今年のテーマに沿って進められておられると思いますが、作品展は秋頃ですか?・・・

私のiPad Air2 cell 64GBとスマホのアクセスも調子は良いですが、PCが一番好きです。

確かに大きなスクリーンで見る大作は感動が違うと思いますよね。この時代に彦達は生活してしていた訳です。

制服姿で行かれたとはドキドキだったのでは!!!
修行後は気を付けてお帰り下さい。
有難う御座いました。

今日も良い一日をお過ごし下さい。
 2016年07月28日 23:09  とうきゅうすすき野教室  chinmi さん
lionkingさん
こんばんは

夏空と木立の緑が美しい越前からのコメントです。
和紙人形の師匠の家に居候。
ガラ携の人でなのでiPadはポケットWiFi。
でも、アクセスがイマイチ。

彦さんの伝記も最終章だったようですね。
彼の英文の自伝は貴重な文献でも私には
きっと読解不能。

『風と共に去りぬ』は地方映画館で制服着たまま見た映画。
大学入学後、今度は有楽町の有楽座で。ロードショーの入場料に
カントリーガールは!(◎_◎;)
でも、あの映画は大きなスクリーンで楽しむ映画ですね。
我が家のテレビの画像ではあの感動は起きませんでした。

もう少しこちらで修行して行きます。






 2016年07月27日 15:10  茅ヶ崎教室  lionking さん
およよんさん~ こんにちは!!

コメント有難う御座いました。
私こそ、宝塚歌劇「エリザベート」を観てのブログ、足はでましたが「手」は出ませんでした。(ホント!!)失礼しました。

親戚の叔母は昔からの宝塚ファンで、若い頃は通い詰めたようで、会社出勤前に叔父がチケットを購入するのに並んでだと聞いております。

貴方の友人同様「華やかさと美しさの点で断然宝塚」と今でも言っていますよ・・・

ジョン・万次郎の陰に隠れたこんな漂流民、目まぐるしい人生を突っ走た日本人を以後お見知りおきを!!!

では、良い一日をお過ごし下さい。
有難う御座いました。
 2016年07月27日 11:44  イオン吹田教室  およよん さん
Good morning, Mr.Lionking!

ボッ~としてて、続編7「兄弟感動の再会」のコメントを入れる前に「完結」に出逢いました。
完結編に相応しく、アメ彦(雅さんコメントより)さんの波乱万丈の人生の集大成が描かれ
ており、「めでたしめでたし」と拍手を送りたいです。

漂流、帰国時の騒動等 の絶体絶命の危機を何度も潜り抜けられたのは、周囲の支援は勿論
ですが、彼の強い生命力の賜物ですね。正に、「彦の彦による彦の為の人生」を生き抜いた
のですね!

日本史(幕末)は好きな授業でしたが、こんな秘話があった事は全然知りませんでした。
lionkingさんの力作に、Thanks!
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