錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
3393 つながる物語
2023年11月19日 18:09

特撮テレビドラマ「ウルトラマン」(1966年)と同「ウルトラセブン」(1967年)は、制作がどちらもTBSと円谷プロダクションであるが、全く別のドラマである。
どちらも、日本の特殊機関に従事している主人公が実は異星人であり、怪獣・異星人が出現すると巨大ヒーローに変身して怪獣・異星人を倒すという、主に子供向けの 30分一話完結の連続ドラマである。
その部分は同じなのだが、相互に関連のない別のドラマである。
にもかかわらず、1971年に放送開始された「帰ってきたウルトラマン」と、それ以降の「ウルトラシリーズ」では、ウルトラマンとウルトラセブンは同族にされた。
テレビの事情で、後付けで不細工なつながりを持たされてしまった。
ところで、登場する “悪役” では、怪獣だらけの「ウルトラマン」に比べ「ウルトラセブン」の異星人の登場回数が多い。
これは、地球産の怪獣だけでなく、異星人の侵略をフィーチャーすることにより、大人の鑑賞にも堪えうるSFドラマを目指した結果ではないかと推測されている。
事実、アップデートされ、脚本は「ウルトラセブン」のほうが上だと思う。
映画「シン・ウルトラマン」が、2022年に公開された。
同作は企画・脚本を庵野秀明が、監督を樋口真嗣が務めた。
その「シン・ウルトラマン」では、地球の存在があまねくマルチバースに知られてしまったことが、光の星の使者ゾーフィの語りからわかった。
つまり、「シン・ウルトラマン」以後の地球では、地球を利用・侵略しようとする外星人の来訪が珍しくなくなるわけだ。
もし「シン・ウルトラセブン」が制作されるならば、地球を監視するために光の星から “恒点観測員 340号”(ウルトラセブン)が派遣されるはず。
そうなるとテレビドラマではつながりのなかった「ウルトラマン」世界と「ウルトラセブン」世界がつながる。
庵野秀明が、11月17日の「円谷映画祭2023」のトークイベントで、「ウルトラセブン」を語ったという。
「シン・ウルトラセブン」の制作はありうる。
円谷プロの創った夢が、彼らの手によって整合性をもって、つながる。
柳 秀三
どちらも、日本の特殊機関に従事している主人公が実は異星人であり、怪獣・異星人が出現すると巨大ヒーローに変身して怪獣・異星人を倒すという、主に子供向けの 30分一話完結の連続ドラマである。
その部分は同じなのだが、相互に関連のない別のドラマである。
にもかかわらず、1971年に放送開始された「帰ってきたウルトラマン」と、それ以降の「ウルトラシリーズ」では、ウルトラマンとウルトラセブンは同族にされた。
テレビの事情で、後付けで不細工なつながりを持たされてしまった。
ところで、登場する “悪役” では、怪獣だらけの「ウルトラマン」に比べ「ウルトラセブン」の異星人の登場回数が多い。
これは、地球産の怪獣だけでなく、異星人の侵略をフィーチャーすることにより、大人の鑑賞にも堪えうるSFドラマを目指した結果ではないかと推測されている。
事実、アップデートされ、脚本は「ウルトラセブン」のほうが上だと思う。
映画「シン・ウルトラマン」が、2022年に公開された。
同作は企画・脚本を庵野秀明が、監督を樋口真嗣が務めた。
その「シン・ウルトラマン」では、地球の存在があまねくマルチバースに知られてしまったことが、光の星の使者ゾーフィの語りからわかった。
つまり、「シン・ウルトラマン」以後の地球では、地球を利用・侵略しようとする外星人の来訪が珍しくなくなるわけだ。
もし「シン・ウルトラセブン」が制作されるならば、地球を監視するために光の星から “恒点観測員 340号”(ウルトラセブン)が派遣されるはず。
そうなるとテレビドラマではつながりのなかった「ウルトラマン」世界と「ウルトラセブン」世界がつながる。
庵野秀明が、11月17日の「円谷映画祭2023」のトークイベントで、「ウルトラセブン」を語ったという。
「シン・ウルトラセブン」の制作はありうる。
円谷プロの創った夢が、彼らの手によって整合性をもって、つながる。
柳 秀三
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