パソコン市民講座 プレミア倶楽部
パソコン市民講座 プレミア倶楽部  会員専用「プレミアブログ」
  •  「プレミア倶楽部」会員の一般公開ブログです。
  • 会員の方はログインしてください。
    • 3506 カキっ放し!!
    • 3505 note(ノート)⑦
    • 3504 表示されない
    • 3503 note(ノート)⑥
    • 3502 へぇ~、そう
    • 「あけちゃん」さん より
    • 「あけちゃん」さん より
    • 「あけちゃん」さん より
    • 「あけちゃん」さん より
    • 「あけちゃん」さん より

カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

3289 組長のお仕事⑩

 2023年09月18日 22:07
今日、11時28分、インタフォンが鳴った。

画面を見ると、ラフな服装の、俺と同年代の男性が映っている。

営業の人間ではなく、なんとはなしにご近所さんだと思った。

「はーい、どうぞお入りくださーい」

インタフォン越しの会話が苦手なので、俺は玄関のドアを開けた。

自分から出ていくタイプと、玄関に招き入れるタイプとがある。

俺は招き入れるほうである。

男性は門扉を開いて、ポーチの階段を上がってきた。

手に白い封筒を持っている。

「実は、町会を退会しようと思いまして」

俺が本年度、わが組の組長なので、わが家を訪れたのだ。

「えっと、どちらさまでしたでしょうか?」

「Kです」

わが家の3軒置いて隣のお宅である。

町会費集めでお会いしていて、見たことのある顔だと思ったのかもしれない。

わが家が当地に住んで38年になるが、ご近所とのお付き合いはこんなもんである。

「退会届と町会費返金依頼書を持ってきました」

4~9月までの退会であれば、町会費の年額の半分(1600円)が戻るのだ。

「はい、お預かりしました、班長さんに届けます」

Kさんが帰ったあと、班長のMさん宅に行った。

Mさん(女性)に、Kさんの退会届と町会費返金依頼書を渡した。

帰ってきてしばらくすると、スマートフォンにMさんから電話があった。

「会計のHさんが、銀行の営業日に町会費返金分を下ろしに行って、Hさんが柳さんにお届けしますので、よろしくお願いします」

「はい、わかりました、ありがとうございます」

というわけで、明日以降、会計のHさん(女性)がお金を持ってくる。

そのお金を受け取ったら、Kさん宅に行って、渡せばいいのだ。

Hさんは、1600円のために、自転車で銀行まで行く。

ご苦労様だと思う。



これでわが組、6軒になってしまい、3年ごとにお役目が回ってくる。

同じ班の、ほかの組は 20軒前後あるというのに。

回ってくるのが早い代わりに、組長になったときは組員が少ないので楽である。



と、ここまでブログに書いた。

しかし、事態はこのままでは終わらなかった。

つづく

柳 秀三
コメント
 0 件
コメントがありません。
利用規約 プライバシーポリシー 運営会社情報 © 2010 - 2025 パソコン市民講座