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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

3214 一生のお願い

 2023年07月24日 22:53
今日、お昼前、ご近所の Ogさんがわが家のインタフォンを鳴らした。

母親が応対に出て30分以上戻ってこなかった。

戻ってくると母親は、うんざりした顔をしている。

ああ、なんか面倒なことを頼まれたなと思った。

Ogさんは女性で、母親より少々年下の80代の人だ。

わが家が使っていた市のごみ収集ステーションが使えなくなったときに、「うちが使っているステーションを使えばいいじゃない」と言ってくれた人である。

気風が良いけどひとり決めに決めてしまうし、俺は、いい加減なところのある人だなと思っている。

母親によると、Ogさんの息子さんが病院に入院していて、その病院に明日午前10時に行かなければならないけど、タクシーを呼んでもなかなか来ないので、もう柳さんにお願いするしかないと思って来たのだという。

俺「え、明日の午前10時のことを今日頼みに来るの?」

母「…」

俺「息子さん、亡くなったんじゃなかったっけ?」

母「旦那さんがなくなって、それから息子も亡くなったよ、お葬式にも行った」

俺「娘がいるって言ってたじゃない」

母「どうなんだろうね、本当にいるのかね」



夕方、Ogさん宅を訪ねた。

インタフォンを鳴らしても出て来ず、スマートフォンで電話してやっと出てきた。

要点はこうである。

もともとSホスピタルに息子が入院していて、何かの治療をするために東京女子医大Y医療センターに転院した。

その治療が終わったかもう手の施しようがないからなのか、退院してSホスピタルに戻るので、その説明と料金の支払いに来てくださいと昨日電話があったそうである。

息子はもう30年も入院しているそうで、あんまり Ogさんも関心がなさそうである。

俺「わかりました、お世話になったし、明日Y医療センターにお送りしますよ。息子さんのSホスピタルへの移動は病院の車ですよね?」

Ogさん「それは、病院の車です。もし同乗できるなら、私も乗っていきます。ただ、そのあと、帰りが…」

俺「帰りはご自分で、Sホスピタルでタクシーを呼んで帰ってください。困っていて俺にできることはします。でも、何から何まであてにしてもらっては困ります」

ハッキリ線引きさせてもらった。

柳 秀三
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