錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
3190 おどま盆ぎり
2023年07月03日 09:40

「おふくろの子守歌」作詞・作曲/つんく 歌唱/五木ひろし
おどま盆ぎり盆ぎり
盆から先きゃおらんど
盆が早よくりゃ早よもどる
久しぶりに会いたい おふくろ元気ですか
幾度も思いながら 帰れずじまいでした
面影少し残る 駅前の痩せた道
見上げるほども高くない ホテルも懐かしい
あぁ おふくろの おふくろの 手料理のにおい
あぁ あぁ おふくろの 子守歌
(後略)
上記はこの歌謡曲の歌詞の最初の部分である。
亡くなった伯父がよくカラオケで歌っていた曲だった。
伯父の歌でしか聴いたことがないけれど、いい歌かなと思っていた。
最初の三行は、それ以降とは、言葉遣いも曲調も違う。
すでにある民謡の一部を使っているのだろうとは、当時思っていた。
先日、ふと思い出して、「おどま盆ぎり盆ぎり…」をネットで調べてみた。
熊本県球磨郡五木村が発祥とされる熊本県の民謡「五木の子守唄」だそうだ。
子どものための「子守唄」ではなく、家庭の貧しさのために子守り奉公に出された娘たちが、仕事のつらさを慰めるために歌った「守り子唄」だという。
おどま盆ぎり 盆ぎり
盆から先ゃ おらんど
盆が早よ来りゃ 早よもどる
おどまかんじん かんじん
あん人達ゃ よか衆
よかしゃよか帯 よか着物
おどんが打死だちゅて
誰が泣てくりゅきゃ
裏の松山 蝉が鳴く
蝉じゃ ござんせぬ
妹でござる
妹泣くなよ 気にかかる
おどんが打死だば
道端いけろ
通る人ごち 花あぎゅう
花はなんの花
つんつん椿
水は天から もらい水
十代の頃、一年間、この守り子のような境遇に、俺のおふくろはいた。
年季が明け、母親(俺の祖母)が迎えに来たとき、もう少しいて欲しいとそこの主人に頼まれたらしいが、おふくろは主人の見えないところから必死に「ダメダメ」と母親に合図を送った。
おふくろは、なにかのついでに思い出しては、その時代を語る。
「兄弟であたしばっかりつらい思いをした」
俺は、その話を受け止めきれない。
でも…
ただ聞いてあげるべきだと、思えるようになった。
柳 秀三
おどま盆ぎり盆ぎり
盆から先きゃおらんど
盆が早よくりゃ早よもどる
久しぶりに会いたい おふくろ元気ですか
幾度も思いながら 帰れずじまいでした
面影少し残る 駅前の痩せた道
見上げるほども高くない ホテルも懐かしい
あぁ おふくろの おふくろの 手料理のにおい
あぁ あぁ おふくろの 子守歌
(後略)
上記はこの歌謡曲の歌詞の最初の部分である。
亡くなった伯父がよくカラオケで歌っていた曲だった。
伯父の歌でしか聴いたことがないけれど、いい歌かなと思っていた。
最初の三行は、それ以降とは、言葉遣いも曲調も違う。
すでにある民謡の一部を使っているのだろうとは、当時思っていた。
先日、ふと思い出して、「おどま盆ぎり盆ぎり…」をネットで調べてみた。
熊本県球磨郡五木村が発祥とされる熊本県の民謡「五木の子守唄」だそうだ。
子どものための「子守唄」ではなく、家庭の貧しさのために子守り奉公に出された娘たちが、仕事のつらさを慰めるために歌った「守り子唄」だという。
おどま盆ぎり 盆ぎり
盆から先ゃ おらんど
盆が早よ来りゃ 早よもどる
おどまかんじん かんじん
あん人達ゃ よか衆
よかしゃよか帯 よか着物
おどんが打死だちゅて
誰が泣てくりゅきゃ
裏の松山 蝉が鳴く
蝉じゃ ござんせぬ
妹でござる
妹泣くなよ 気にかかる
おどんが打死だば
道端いけろ
通る人ごち 花あぎゅう
花はなんの花
つんつん椿
水は天から もらい水
十代の頃、一年間、この守り子のような境遇に、俺のおふくろはいた。
年季が明け、母親(俺の祖母)が迎えに来たとき、もう少しいて欲しいとそこの主人に頼まれたらしいが、おふくろは主人の見えないところから必死に「ダメダメ」と母親に合図を送った。
おふくろは、なにかのついでに思い出しては、その時代を語る。
「兄弟であたしばっかりつらい思いをした」
俺は、その話を受け止めきれない。
でも…
ただ聞いてあげるべきだと、思えるようになった。
柳 秀三
コスモスさん
母親の兄弟姉妹のうち、3人は成人することなく亡くなり、長男は徴兵されて亡くなりました。
だから、戦後にいたのは、女、女、男、母、男、女、になります。
末っ子の妹をおんぶして学校へ行き、授業中泣かれたり、おしっこされたりしたそうです。
嫌だと言っても取り合ってもらえなかった。
そして、その後、たぶん口減らしもあったんでしょう守り子に出され、年季が明けると、紡績工場で寮住まいで働き、せっかく工場で出たパンを両親に食べさせたいと思って食べずに家に持って帰っても、惣領息子となった次兄に食べられたと言います。
俺はひとりっ子で良かったなと思います。( ̄▽ ̄)b
柳 秀三
母親の兄弟姉妹のうち、3人は成人することなく亡くなり、長男は徴兵されて亡くなりました。
だから、戦後にいたのは、女、女、男、母、男、女、になります。
末っ子の妹をおんぶして学校へ行き、授業中泣かれたり、おしっこされたりしたそうです。
嫌だと言っても取り合ってもらえなかった。
そして、その後、たぶん口減らしもあったんでしょう守り子に出され、年季が明けると、紡績工場で寮住まいで働き、せっかく工場で出たパンを両親に食べさせたいと思って食べずに家に持って帰っても、惣領息子となった次兄に食べられたと言います。
俺はひとりっ子で良かったなと思います。( ̄▽ ̄)b
柳 秀三
柳さん 続きです。
こちらは本当に子供を寝かしつける歌です。
私は反対された結婚だったので、赤ちゃんが生まれた頃が
今までで一番貧乏していました。
なので泣きながらこの中国地方の子守唄を歌って寝かしつけ、
ミシン内職をしていました。
だからこの歌を聞くと何故か泣けると息子は言います。
赤ちゃんで何も分からない筈なのに、魂の中に母の涙が
魂の中に刻まれているのでしょうね。
子守の歌、「赤とんぼ」も…。
これは子守りをされたら側の歌詞になっていますよね。
何だかお話が発展し過ぎてしまいました。
ご容赦を!
こちらは本当に子供を寝かしつける歌です。
私は反対された結婚だったので、赤ちゃんが生まれた頃が
今までで一番貧乏していました。
なので泣きながらこの中国地方の子守唄を歌って寝かしつけ、
ミシン内職をしていました。
だからこの歌を聞くと何故か泣けると息子は言います。
赤ちゃんで何も分からない筈なのに、魂の中に母の涙が
魂の中に刻まれているのでしょうね。
子守の歌、「赤とんぼ」も…。
これは子守りをされたら側の歌詞になっていますよね。
何だかお話が発展し過ぎてしまいました。
ご容赦を!
柳 秀三さん こんばんは。
五木の子守唄、もの悲しい旋律の歌ですよね。
方言で歌われているから余計に心を揺さぶります。
お母様の時代も私の子供時代も社会全体がそんなに裕福では
なかったと思うのです。
それに今とは比べ物にならないほど兄弟姉妹の多い時代でした。
だから子守は年長の子が子守をしていたし、中には他所さまの子の
子守をした人も居るかも知れませんね。
私の小学校低学年の頃、クラスに赤ちゃん(1〜2歳)を連れて来る
子がいました。両親は一緒に村の山仕事に行かれていました。
そんな時代もありましたね。
「中国地方の子守唄」も旋律はもの悲しいですが、
内容はこちらの方が明るいです。
五木の子守唄、もの悲しい旋律の歌ですよね。
方言で歌われているから余計に心を揺さぶります。
お母様の時代も私の子供時代も社会全体がそんなに裕福では
なかったと思うのです。
それに今とは比べ物にならないほど兄弟姉妹の多い時代でした。
だから子守は年長の子が子守をしていたし、中には他所さまの子の
子守をした人も居るかも知れませんね。
私の小学校低学年の頃、クラスに赤ちゃん(1〜2歳)を連れて来る
子がいました。両親は一緒に村の山仕事に行かれていました。
そんな時代もありましたね。
「中国地方の子守唄」も旋律はもの悲しいですが、
内容はこちらの方が明るいです。
あけちゃん
歌(音楽)って、不思議な力がありますよね。
好きな映画とかドラマのテーマ曲が流れると、どわーって入ってきますもんね。
音楽の力ってすごいなぁって思います。
その歌(音楽)が人の感情を象徴することもあります。
あけちゃんの「若い頃から何故かこの歌に魅かれて」っていうのがそれなんですかね。
俺は、もとの「五木の子守唄」を知りませんが、「おふくろの子守歌」での「おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんど…」のリズムが心地よかったんですね。きっと。
いま、YouTube で「五木の子守唄」聴きました。
柳 秀三
歌(音楽)って、不思議な力がありますよね。
好きな映画とかドラマのテーマ曲が流れると、どわーって入ってきますもんね。
音楽の力ってすごいなぁって思います。
その歌(音楽)が人の感情を象徴することもあります。
あけちゃんの「若い頃から何故かこの歌に魅かれて」っていうのがそれなんですかね。
俺は、もとの「五木の子守唄」を知りませんが、「おふくろの子守歌」での「おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんど…」のリズムが心地よかったんですね。きっと。
いま、YouTube で「五木の子守唄」聴きました。
柳 秀三
つんくさんのではなく「五木の子守唄」の事です
柳 秀三さま
私は若い頃から何故かこの歌に魅かれていて・・
良く歌っていました
柳さんのブログで懐かしく思い出しました
もう声が出ないようになったのに
もう一度歌ってみました
涙がこぼれました(T_T)
私は若い頃から何故かこの歌に魅かれていて・・
良く歌っていました
柳さんのブログで懐かしく思い出しました
もう声が出ないようになったのに
もう一度歌ってみました
涙がこぼれました(T_T)
Norikoさん
今日も蒸し暑いです。
朝食が終わり、俺は食器・調理器の洗い物。
母親は洗濯機を回し、あちこち掃除を始めました。
さらに、母親が床をクイックルワイパーで拭き掃除を始めたので、テーブルやいすを俺がどかし、後追いで残ったごみを掃除機で吸い取っていきました。
それで終わりじゃなく、母親は外の掃き掃除も始めました。
( ゚Д゚) マジか!?
洗濯機が終わったので、俺はサーキュレータを回しながら浴室で洗濯物干しをしました。
汗だくです。
いま、母親も俺も水分補給です。
という具合なので、90歳なんですけど母親に元気でいてもらわないと困るんですね。
柳 秀三
今日も蒸し暑いです。
朝食が終わり、俺は食器・調理器の洗い物。
母親は洗濯機を回し、あちこち掃除を始めました。
さらに、母親が床をクイックルワイパーで拭き掃除を始めたので、テーブルやいすを俺がどかし、後追いで残ったごみを掃除機で吸い取っていきました。
それで終わりじゃなく、母親は外の掃き掃除も始めました。
( ゚Д゚) マジか!?
洗濯機が終わったので、俺はサーキュレータを回しながら浴室で洗濯物干しをしました。
汗だくです。
いま、母親も俺も水分補給です。
という具合なので、90歳なんですけど母親に元気でいてもらわないと困るんですね。
柳 秀三
柳さん、毎日暑いですが、
お母様も、お元気でお過ごしですか?
お母様の若かりし頃の話を聞いてあげる、
柳さんは、本当に優しいですね!
何度でも、聞いてあげてくださいよ!
お母様も、お元気でお過ごしですか?
お母様の若かりし頃の話を聞いてあげる、
柳さんは、本当に優しいですね!
何度でも、聞いてあげてくださいよ!
記録
「おどま盆ぎり盆ぎり」でネット検索をしたのは数日前。
以来、耳について離れないので、ブログ記事にしてみた。
補足事項はたくさんあり、書ききれない。
素っ気ない記事になったと思う。
最後の自分の母親の事柄にしても、詳しく書くつもりはない。
ただ、母親が、この「守り子」に相当する境遇にいたんだなぁと思ったので書き加えた。
柳 秀三
「おどま盆ぎり盆ぎり」でネット検索をしたのは数日前。
以来、耳について離れないので、ブログ記事にしてみた。
補足事項はたくさんあり、書ききれない。
素っ気ない記事になったと思う。
最後の自分の母親の事柄にしても、詳しく書くつもりはない。
ただ、母親が、この「守り子」に相当する境遇にいたんだなぁと思ったので書き加えた。
柳 秀三
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