錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
2276 ゆきあかり
2021年09月08日 09:24

亡くなった伯父と伯母が千葉県佐倉市に居住していた。
その佐倉には佐倉城址に国立歴史民俗博物館という博物館があり、何度か訪れたことがある。
国立なので、入場料が安く、中は思いのほか広い。
じっくり見ていくと、一日では回り切れない。
屋内に食堂はあったが、お勧めはできない。
その歴博(博物館の通称)の数多い展示物のひとつに、日本の原風景と言えるようなジオラマがある。
茅葺の家屋があり裏山があり、家屋の前に田があり、川が流れている。
家屋の集まったところに[サト]との表示がある。
山は[ヤマ]と表示されている。
「ああ、そうなのね」と思った。
「そういうことなのね」と思った。
“山” ではなく “やま” だった、“里” ではなく “さと” だった。
これ、もう十年以上前に見たきりなので、あっているかどうかわからない描写だけれど。
それ以来、“かな” の言葉が、短い音(おん)で表現される言葉が、気になるようになった。
山、里、川、村、空、海、家、水、土、風、火、人と表現される前に、やま、さと、かわ、むら、そら、うみ、いえ、みず、つち、かぜ、ひ、ひとはあった。
漢字は表意文字といい、一文字でも意味を表現できる。
昔の日本人は、文字は持たないものの、木の生い茂った高い土地を “やま” と呼び、人が暮らすところを “さと” と呼び、水の流れるところを “かわ” と呼んだ。
漢字もアルファベット・英語も、非常に便利である。
これら外来の表現を否定するものではない。
しかし、“かな” で表現される言葉を愛したい。
どちらが上か、ではない。
違いを知り、上手く使っていきたい。
“ゆきあかり” のほうが、“雪灯り” より美しいと思う。
パッと見て “雪灯り・雪明り” のほうがすぐ意味がわかる、伝わる。
しかし、
“ゆきあかり” が、愛おしい。
柳 秀三
その佐倉には佐倉城址に国立歴史民俗博物館という博物館があり、何度か訪れたことがある。
国立なので、入場料が安く、中は思いのほか広い。
じっくり見ていくと、一日では回り切れない。
屋内に食堂はあったが、お勧めはできない。
その歴博(博物館の通称)の数多い展示物のひとつに、日本の原風景と言えるようなジオラマがある。
茅葺の家屋があり裏山があり、家屋の前に田があり、川が流れている。
家屋の集まったところに[サト]との表示がある。
山は[ヤマ]と表示されている。
「ああ、そうなのね」と思った。
「そういうことなのね」と思った。
“山” ではなく “やま” だった、“里” ではなく “さと” だった。
これ、もう十年以上前に見たきりなので、あっているかどうかわからない描写だけれど。
それ以来、“かな” の言葉が、短い音(おん)で表現される言葉が、気になるようになった。
山、里、川、村、空、海、家、水、土、風、火、人と表現される前に、やま、さと、かわ、むら、そら、うみ、いえ、みず、つち、かぜ、ひ、ひとはあった。
漢字は表意文字といい、一文字でも意味を表現できる。
昔の日本人は、文字は持たないものの、木の生い茂った高い土地を “やま” と呼び、人が暮らすところを “さと” と呼び、水の流れるところを “かわ” と呼んだ。
漢字もアルファベット・英語も、非常に便利である。
これら外来の表現を否定するものではない。
しかし、“かな” で表現される言葉を愛したい。
どちらが上か、ではない。
違いを知り、上手く使っていきたい。
“ゆきあかり” のほうが、“雪灯り” より美しいと思う。
パッと見て “雪灯り・雪明り” のほうがすぐ意味がわかる、伝わる。
しかし、
“ゆきあかり” が、愛おしい。
柳 秀三
コスモスさん
土佐日記については、申し訳ないです、学校で習った記憶があるだけです。
「ゆきあかり」についても、まったくの思い付きの言葉です。
ゆきあかりの体験も、見たこともないです。
漢字が重複するとき
①上に上がる
②上にあがる
③うえに上がる
④うえにあがる
①人数を数えて
②人数をかぞえて
③にんずうを数えて
④にんずうをかぞえて
どちらも、②がいいと思うんですよね。
という具合に、かなも上手く混ぜて使ったらいいよねー、というつもりのブログ記事でした。
ロマンティックを装って、実は散文的でした。
柳 秀三
土佐日記については、申し訳ないです、学校で習った記憶があるだけです。
「ゆきあかり」についても、まったくの思い付きの言葉です。
ゆきあかりの体験も、見たこともないです。
漢字が重複するとき
①上に上がる
②上にあがる
③うえに上がる
④うえにあがる
①人数を数えて
②人数をかぞえて
③にんずうを数えて
④にんずうをかぞえて
どちらも、②がいいと思うんですよね。
という具合に、かなも上手く混ぜて使ったらいいよねー、というつもりのブログ記事でした。
ロマンティックを装って、実は散文的でした。
柳 秀三
柳 秀三さん こんにちは。
かな文字といえば「土佐日記」が浮かんできます。
紀貫之は男だけど、何故だか女の人が書いた(日記)かのように
かなを使ってこう書き出すのですよね。
> 男もすなる日記といふものを 女もしてみむとてするなり< と。
“ ゆきあかり” は文字だけを見ると解り辛いけど、その分想像力で
いろんな場面が浮かんできます。
田舎育ちなので、その「ゆきあかり」「雪明かり」の道を、受験の為の補修授業の後、
家路へと急いだ遠い遠い昔の自分を思い出しました。
それにしても、かなでの表現は私には難しいです。
かな文字といえば「土佐日記」が浮かんできます。
紀貫之は男だけど、何故だか女の人が書いた(日記)かのように
かなを使ってこう書き出すのですよね。
> 男もすなる日記といふものを 女もしてみむとてするなり< と。
“ ゆきあかり” は文字だけを見ると解り辛いけど、その分想像力で
いろんな場面が浮かんできます。
田舎育ちなので、その「ゆきあかり」「雪明かり」の道を、受験の為の補修授業の後、
家路へと急いだ遠い遠い昔の自分を思い出しました。
それにしても、かなでの表現は私には難しいです。
すみれさん
あはん、親友さん、あのあたりに住んでいるのですか。
佐倉は凹凸が多くて、特に城址近くはその凹凸が急なんですよ。
あの山あいに住んでるんですね。
うひゃあ、いいですねえ。
歴博があるにはあるんですが、佐倉城址も残してあって、歴博を訪れた際に歩いてぐるーっと回りました。
親友さんが住んでいるあたりも歩きたかったんですが、年寄りを連れていたのであきらめました。
いいにはいいんですが、ごちゃっとしていて、住みたくはないです。( ̄_ ̄)b オホホ
柳 秀三
あはん、親友さん、あのあたりに住んでいるのですか。
佐倉は凹凸が多くて、特に城址近くはその凹凸が急なんですよ。
あの山あいに住んでるんですね。
うひゃあ、いいですねえ。
歴博があるにはあるんですが、佐倉城址も残してあって、歴博を訪れた際に歩いてぐるーっと回りました。
親友さんが住んでいるあたりも歩きたかったんですが、年寄りを連れていたのであきらめました。
いいにはいいんですが、ごちゃっとしていて、住みたくはないです。( ̄_ ̄)b オホホ
柳 秀三
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