越谷サンシティ教室
ねこまる子ちゃん さん
日本茶(4)*375
2021年07月30日 07:33
・・・昨日の記事(3)の続きになります。
7.釜炒り茶・・・蒸すかわりに、釜で炒る
茶葉が新鮮なうちに熱処理を加え、酵素の働きを止めて発酵が進まないようにするのが緑茶の製法。
主流となる熱処理の方法が「蒸す」ことである一方、釜で「炒る」のが釜炒り茶。
釜で炒ることで茶葉の発酵を止める製法はもともと中国から伝わったものといわれ、実際に現在の中国緑茶の大半はこの釜炒り製法でつくられている。
煎茶というとほとんどは「蒸し製の煎茶」を指すことが多いが、九州地方などではいまも釜炒り茶が多く飲まれている。
主に九州地方の山間部で生産され、水色はやや赤みがかっており萌黄色~金色。
釜香(かまこう)と呼ばれる独特の香りがある。
8.玄米茶・・・炒った玄米を加えた香ばしさ
煎茶や番茶に炒った玄米を加えたもの。
ベースが煎茶であっても加えられた玄米の分だけ茶葉の量は少なくなるため、カフェイン含有量もやや少なくなる。
(ただし、茶葉に抹茶をまぶした商品は別になります)
玄米の香ばしい香りが飲みやすく、日常的に飲むお茶として人気がある。
玄米茶は緑茶をあまり飲んだことがない海外の方にも大変人気がある。
茶葉の風味よりも玄、米の香ばしさと甘みを楽しむお茶。
製法によりいくつもの種類に分かれる緑茶。
それぞれの茶の持つ個性を大切にする思いがあればこそ、そうした種類のひとつひとつが淘汰もされず統合もされずに今日まで長くつくられ愛され続けてきたといえる。
茶の種類ごとに湯呑みの厚みまで変える日本茶の文化の根底には、風味や味わいの違いをとことん楽しもうという意識がある。
今日では、飲み物としての選択肢が緑茶以外にも数えきれないほどある。
緑茶が日本人にとって非常に重要な飲料であるのは、その味わいと香りの微妙な違いを感じ取り、私たち一人一人の日常に深く根ざしてきた時間の蓄積があるのは言うまでもない。
朝に煎茶で目を覚まし、日中に番茶でのどを潤し、夕食後の寛ぎの時間にほうじ茶を味わうといったように、それぞれのお茶の持つ個性と上手につきあうことで「ちょっとひと息」の質は上がり、心に余裕を持つことができるのではないのでしょうか。
7.釜炒り茶・・・蒸すかわりに、釜で炒る
茶葉が新鮮なうちに熱処理を加え、酵素の働きを止めて発酵が進まないようにするのが緑茶の製法。
主流となる熱処理の方法が「蒸す」ことである一方、釜で「炒る」のが釜炒り茶。
釜で炒ることで茶葉の発酵を止める製法はもともと中国から伝わったものといわれ、実際に現在の中国緑茶の大半はこの釜炒り製法でつくられている。
煎茶というとほとんどは「蒸し製の煎茶」を指すことが多いが、九州地方などではいまも釜炒り茶が多く飲まれている。
主に九州地方の山間部で生産され、水色はやや赤みがかっており萌黄色~金色。
釜香(かまこう)と呼ばれる独特の香りがある。
8.玄米茶・・・炒った玄米を加えた香ばしさ
煎茶や番茶に炒った玄米を加えたもの。
ベースが煎茶であっても加えられた玄米の分だけ茶葉の量は少なくなるため、カフェイン含有量もやや少なくなる。
(ただし、茶葉に抹茶をまぶした商品は別になります)
玄米の香ばしい香りが飲みやすく、日常的に飲むお茶として人気がある。
玄米茶は緑茶をあまり飲んだことがない海外の方にも大変人気がある。
茶葉の風味よりも玄、米の香ばしさと甘みを楽しむお茶。
製法によりいくつもの種類に分かれる緑茶。
それぞれの茶の持つ個性を大切にする思いがあればこそ、そうした種類のひとつひとつが淘汰もされず統合もされずに今日まで長くつくられ愛され続けてきたといえる。
茶の種類ごとに湯呑みの厚みまで変える日本茶の文化の根底には、風味や味わいの違いをとことん楽しもうという意識がある。
今日では、飲み物としての選択肢が緑茶以外にも数えきれないほどある。
緑茶が日本人にとって非常に重要な飲料であるのは、その味わいと香りの微妙な違いを感じ取り、私たち一人一人の日常に深く根ざしてきた時間の蓄積があるのは言うまでもない。
朝に煎茶で目を覚まし、日中に番茶でのどを潤し、夕食後の寛ぎの時間にほうじ茶を味わうといったように、それぞれのお茶の持つ個性と上手につきあうことで「ちょっとひと息」の質は上がり、心に余裕を持つことができるのではないのでしょうか。
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