越谷サンシティ教室
ねこまる子ちゃん さん
オカリナという楽器(1) *321
2021年04月02日 18:24
この記事は、私が調べてまとめたものです。
元々は、ブログや音声配信のための原稿です。
私は、3年程オカリナという楽器を愛用しています。
このオカリナについて、少しずつ解説したいと思います。
1.オカリナってどんな楽器?
オカリナは素焼きの土器である。
壺状の本体に吹き口といくつかの穴があり、息を吹き込むと音が出る。
ビールやコーラの瓶に唇を当てて息を吹き込むと、ブーッと音を鳴らすことができる。
これと同じような構造をしていて、とてもシンプルである。
同じような土製の楽器は、古代メソポタミア文明の頃から世界中で造られている。
現在のオカリナは19世紀後半、イタリアのブドリオという町で、ジュゼッペ・ドナーティというお菓子職人によって製作された。
今までの土製の笛に西洋の音階(ド、レ、ミ、~)を導入して製作した。
「オカリナ」とは、イタリア語で「かわいい小さなガチョウ」という意味である。
一方、オカリナがいつ日本に入ってきたかは不明であるが、明田川孝(1909年~1958年)氏が昭和3年(1928年)ごろから製作を始めた。
明田川氏は、東京美術学校(東京藝術大学の美術学部)で彫刻を学び、オカリナ製作に取り組んだ。
昭和23年(1948年)に12穴式のオカリナを完成させ、2年後に実用新案を取得した。
その時の工房はレル民族楽器研究所であったが、今ではアケタというオカリナメーカーになっている。
現在では、オカリナは大量生産されるようになったが、最後の調律は職人がひとつひとつ丁寧に行っている。
つまり、オカリナは手作りの楽器なのである。
同じメーカーの同じ型番の物でも個体差がある。楽器のひとつひとつに個性があるのだ。
現在では、安価で丈夫なプラスチック製も多数作られている。
そして、木製のオカリナもあるが、扱いが難しい。
(………というわけで、(2)へ続く………)
元々は、ブログや音声配信のための原稿です。
私は、3年程オカリナという楽器を愛用しています。
このオカリナについて、少しずつ解説したいと思います。
1.オカリナってどんな楽器?
オカリナは素焼きの土器である。
壺状の本体に吹き口といくつかの穴があり、息を吹き込むと音が出る。
ビールやコーラの瓶に唇を当てて息を吹き込むと、ブーッと音を鳴らすことができる。
これと同じような構造をしていて、とてもシンプルである。
同じような土製の楽器は、古代メソポタミア文明の頃から世界中で造られている。
現在のオカリナは19世紀後半、イタリアのブドリオという町で、ジュゼッペ・ドナーティというお菓子職人によって製作された。
今までの土製の笛に西洋の音階(ド、レ、ミ、~)を導入して製作した。
「オカリナ」とは、イタリア語で「かわいい小さなガチョウ」という意味である。
一方、オカリナがいつ日本に入ってきたかは不明であるが、明田川孝(1909年~1958年)氏が昭和3年(1928年)ごろから製作を始めた。
明田川氏は、東京美術学校(東京藝術大学の美術学部)で彫刻を学び、オカリナ製作に取り組んだ。
昭和23年(1948年)に12穴式のオカリナを完成させ、2年後に実用新案を取得した。
その時の工房はレル民族楽器研究所であったが、今ではアケタというオカリナメーカーになっている。
現在では、オカリナは大量生産されるようになったが、最後の調律は職人がひとつひとつ丁寧に行っている。
つまり、オカリナは手作りの楽器なのである。
同じメーカーの同じ型番の物でも個体差がある。楽器のひとつひとつに個性があるのだ。
現在では、安価で丈夫なプラスチック製も多数作られている。
そして、木製のオカリナもあるが、扱いが難しい。
(………というわけで、(2)へ続く………)
コメントがありません。
コメント
0 件