パソコン市民講座 プレミア倶楽部
パソコン市民講座 プレミア倶楽部  会員専用「プレミアブログ」
  •  「プレミア倶楽部」会員の一般公開ブログです。
  • 会員の方はログインしてください。
    • *419 香取神社のお雛様
    • *418 LINEヤフーの3.11検索
    • *417 パステルお絵描き-2
    • ⋆416 パステルお絵描き
    • *415  新宿なう。
    • 「ヒロピー」さん より
    • 「ゆーみん」さん より
    • 「ヒロピー」さん より
    • 「越谷サンシティ教室」さん より
    • 「バロー豊橋教室」さん より

ねこまる子の部屋(ゆる〜く更新)

 越谷サンシティ教室  ねこまる子ちゃん さん

オカリナという楽器(1) *321

 2021年04月02日 18:24
この記事は、私が調べてまとめたものです。
元々は、ブログや音声配信のための原稿です。

私は、3年程オカリナという楽器を愛用しています。
このオカリナについて、少しずつ解説したいと思います。

1.オカリナってどんな楽器?

オカリナは素焼きの土器である。
壺状の本体に吹き口といくつかの穴があり、息を吹き込むと音が出る。
ビールやコーラの瓶に唇を当てて息を吹き込むと、ブーッと音を鳴らすことができる。
これと同じような構造をしていて、とてもシンプルである。
同じような土製の楽器は、古代メソポタミア文明の頃から世界中で造られている。

現在のオカリナは19世紀後半、イタリアのブドリオという町で、ジュゼッペ・ドナーティというお菓子職人によって製作された。
今までの土製の笛に西洋の音階(ド、レ、ミ、~)を導入して製作した。
「オカリナ」とは、イタリア語で「かわいい小さなガチョウ」という意味である。

一方、オカリナがいつ日本に入ってきたかは不明であるが、明田川孝(1909年~1958年)氏が昭和3年(1928年)ごろから製作を始めた。
明田川氏は、東京美術学校(東京藝術大学の美術学部)で彫刻を学び、オカリナ製作に取り組んだ。
昭和23年(1948年)に12穴式のオカリナを完成させ、2年後に実用新案を取得した。
その時の工房はレル民族楽器研究所であったが、今ではアケタというオカリナメーカーになっている。

現在では、オカリナは大量生産されるようになったが、最後の調律は職人がひとつひとつ丁寧に行っている。
つまり、オカリナは手作りの楽器なのである。
同じメーカーの同じ型番の物でも個体差がある。楽器のひとつひとつに個性があるのだ。

現在では、安価で丈夫なプラスチック製も多数作られている。
そして、木製のオカリナもあるが、扱いが難しい。


(………というわけで、(2)へ続く………)
コメント
 0 件
コメントがありません。
利用規約 プライバシーポリシー 運営会社情報 © 2010 - 2025 パソコン市民講座