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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1872 訪れない終息

 2021年01月07日 21:18
「東洋経済オンライン」が伝える「ニューヨーク・タイムズ」の昨年5月の記事が興味深いので、当ブログに載せてみる。

◆◆◆◆◆◆◆◆

歴史が示唆する新型コロナの意外な「終わり方」
過去のパンデミックはどう終息したのか
The New York Times 2020/05/19 5:25
新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのだろうか。

歴史学者によると、パンデミックの終わり方には2通りあるという。1つは医学的な終息で、罹患率と死亡率が大きく減少して終わる。もう1つは社会的な終息で、病気に対する恐怖心が薄れてきて終わる。

「感染症の終息はとても混沌としている」
「『いつ終わるんだろう』と人々が言う場合、それは社会的な終息を指している」と、ジョンズ・ホプキンス大学の医学史学者、ジェレミー・グリーンは言う。

つまり、病気を抑え込むことによって終わりが訪れるのではなく、人々がパニック状態に疲れて、病気とともに生きるようになることによっても、パンデミックは終わるということだ。ハーバード大学の歴史学者、アラン・ブラントは、新型コロナウイルスでも同様のことが起こっているという。「経済再開の議論を見る中で、いわゆる『終わり』は医学的なデータによって決まるのではなく、社会政治的なプロセスによって決まるのではないかと、多くの人が思っている」。

  ~後略~

◆◆◆◆◆◆◆◆

ウイルスに感染・発症した人、その家族、医療従事者をのぞくおおかたの人は、ウイルスやその感染拡大よりも、感染拡大に起因する社会活動を停止せざるを得ない状況にこそ、うんざりしている。

たとえ眉をひそめていたとしても、それはウイルスへの恐怖というより、社会活動の縮小へのいらだちに過ぎない。

その矛先は、往々にして怒りをぶつけやすい行政に対して向けられる。

人々の望みは、事実を知らずに感染拡大以前の生活を続けたいことに尽きる。

「いつになったら終息するんだろうねぇ」( ̄ _ ̄)

ウイルスの感染拡大は、地震・台風といった自然現象による災害と同じではない。

ほかならぬ人の社会活動の結果である。

そもそも他人事(ひとごと)なので、本当の終息はいつまで経っても訪れない。

柳 秀三
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