錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
1866 タイピング練習④
2021年01月04日 23:03


(3)
新型コロナウイルスは、2週間に一つ程度、遺伝子が変異するとされている。
一見ひんぱんに変異しているように思えるかもしれないが、インフルエンザウイルスなどと比べると、コロナウイルスは非常に変異しにくいウイルスだといえる。
脇田所長は、(12月16日段階で)ウイルスの変異とワクチンの効果について、
「一部、ワクチンの標的になってる場所に変異は入っているのですが、今のところ、そのワクチンの効果に影響を及ぼすような変異ではなさそうです。
ワクチンの標的になっている部位は、ウイルスが感染するために重要な場所です。そこに重大な変異が起きてしまうと、むしろ感染性が悪くなって感染できなくなってしまう可能性もあるわけです」
と語っていた。
また、その後、12月末には、イギリスを中心に感染性がこれまでの約 1.7倍にもおよぶ可能性のある変異株(いわゆる変異種と呼ばれているもの)が確認された。国内でも、イギリスからの帰国者から、同様の変異を持つ新型コロナウイルスが確認されている。
イギリスで大流行している、この変異を持った新型ウイルスに対するワクチンの効果はどうなるのか。
脇田所長は、まだ判断できる状況ではないとしている。
「イギリスのレポートによるとワクチンへの影響は現時点では不明です。今後の解析に注目しています。また感染研を含め、日本でも分析を進めます」
また、ワクチンが登場する以前に、別の不安もある。
一般的に、ワクチンの接種が開始されても、そのワクチンを回避できる変異が起きたウイルスは生き残り、広がっていく可能性が残る。
ウイルスは、細胞内に侵入して、自らの遺伝子をコピーして増殖する。遺伝子の変異は、このときに何らかのエラーによって生じている。
たとえ新型コロナウイルスが変異しにくいウイルスだとしても、感染が広がればその分だけウイルスが増殖し、数が増えていく。そしてその分、変異が起きる確率が高まるのでは無いだろうか。
脇田所長はこういった懸念について次のように語る。
「確かに、(感染が広まると)変異が起きる確率は高くなります。だから、あまり蔓延してしまうとよくないんです。ヨーロッパやアメリカの規模まで感染が増えていくと、そういったリスクという意味ではよくないと思っています」
つづく
柳 秀三
新型コロナウイルスは、2週間に一つ程度、遺伝子が変異するとされている。
一見ひんぱんに変異しているように思えるかもしれないが、インフルエンザウイルスなどと比べると、コロナウイルスは非常に変異しにくいウイルスだといえる。
脇田所長は、(12月16日段階で)ウイルスの変異とワクチンの効果について、
「一部、ワクチンの標的になってる場所に変異は入っているのですが、今のところ、そのワクチンの効果に影響を及ぼすような変異ではなさそうです。
ワクチンの標的になっている部位は、ウイルスが感染するために重要な場所です。そこに重大な変異が起きてしまうと、むしろ感染性が悪くなって感染できなくなってしまう可能性もあるわけです」
と語っていた。
また、その後、12月末には、イギリスを中心に感染性がこれまでの約 1.7倍にもおよぶ可能性のある変異株(いわゆる変異種と呼ばれているもの)が確認された。国内でも、イギリスからの帰国者から、同様の変異を持つ新型コロナウイルスが確認されている。
イギリスで大流行している、この変異を持った新型ウイルスに対するワクチンの効果はどうなるのか。
脇田所長は、まだ判断できる状況ではないとしている。
「イギリスのレポートによるとワクチンへの影響は現時点では不明です。今後の解析に注目しています。また感染研を含め、日本でも分析を進めます」
また、ワクチンが登場する以前に、別の不安もある。
一般的に、ワクチンの接種が開始されても、そのワクチンを回避できる変異が起きたウイルスは生き残り、広がっていく可能性が残る。
ウイルスは、細胞内に侵入して、自らの遺伝子をコピーして増殖する。遺伝子の変異は、このときに何らかのエラーによって生じている。
たとえ新型コロナウイルスが変異しにくいウイルスだとしても、感染が広がればその分だけウイルスが増殖し、数が増えていく。そしてその分、変異が起きる確率が高まるのでは無いだろうか。
脇田所長はこういった懸念について次のように語る。
「確かに、(感染が広まると)変異が起きる確率は高くなります。だから、あまり蔓延してしまうとよくないんです。ヨーロッパやアメリカの規模まで感染が増えていくと、そういったリスクという意味ではよくないと思っています」
つづく
柳 秀三
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