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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1819 ネットを写す⑥

 2020年12月12日 19:42
承前
 提案者と菅との距離で政策が決まるようでは、国民には首相の本来の考え方が見えてこない。様々な書を読み、相反する複数の提案に耳を傾けなければ、バランスのとれた政策を立案することが不可能となる。
 第三は、世論に鈍感なことである。菅は、官房長官時代には、世論調査の動向に最大限の注意を払ってきたし、選挙の前など党や官邸主導で独自の世論調査を行い、戦略を立てるのを常としていた。政治家であれば、世論の動向に気を配るのは当然であるが、政権中枢に座ってから、その傾向はさらに強まった。
 どうすれば世論受けするかを知り尽くし、また支持率が下がったり、スキャンダルが発覚したりしたときなどどうするかというダメージ・コントロールに長けた人物を周囲に侍らせている。また、マスコミにも多くのシンパ記者を養成してきた。それが「マスコミ操縦が上手い」とされる状況を生み出したのである。加計・森友問題の抑え込み方を見ればそのことが良く分かる。
 ところが首相になってからは、Go To キャンペーンに固執するあまり、柔軟に対応することができなくなっている。世論対策を任せている菅側近たちは何をしているのか。
 菅首相の頑固さが災いしているのではないか。土砂降りの雨に打たれて、菅首相も側近もまともな判断ができなくなっているのではないか。
■一つの考えに固執する危うさ
 新型コロナウイルス対策の決め手となるワクチンの接種がイギリスで始まった。日本では、来年の3~4月頃に接種可能となるかもしれない。先行して接種する国々での経過を見た上で、副反応など慎重に見極める必要がある。
 さらには、世界中にワクチンが潤沢に供給され、接種されるのがいつになるのか、まだ分からない。貧しい発展途上国までに届くには、相当の時間が必要であろう。そうなると、ワクチンのみに依存した五輪は不可能となる。来年の夏に延期された東京五輪が順調に開催されるかどうかは、現時点でも未知数と言ってもよい。
 しかし、菅首相の発想は、「初めに五輪ありき」であり、中止と言う可能性は皆無である。これは危機管理という点では好ましくない。各種の Go To キャンペーンに固執する姿勢と同じである。菅政権の行方はますます定かではなくなっている。
(文中、敬称略)
舛添要一



終わったー♪

柳 秀三
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