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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1803 未来を思う生物

 2020年12月09日 10:19
人間は、未来を思う生物である。

イワシの群れがあたかも巨大な生物のように、形をアメーバーのように変えて、捕食しようとする 1匹のアザラシから逃げまどう、空撮映像を観たことがある。

人間の出す音に反応し、モズの群れが一斉に街路樹から飛び立ち、夕暮れの空を覆う映像を観たことがある。

イワシもモズも生身の人間には感知できない音波を使って、瞬時に群れで反応するようになっているらしい。

はるかかなたの昔、ヒトも同じように群れ単位で素早く反応する生き物だったのかも知れない。

しかし、ヒトは、個や家族(群れとは違う小さな固有のグループ)で行動することを覚え、そして人間となることを選んだ。

人間は個性を育て、そして、社会という群れを発達させた。

魚や鳥の群れと、人間の社会の違いは、一見して、冒頭にも書いたその反応の速さである。

魚や鳥の反応は素早いが、人間の反応は遅い。

人間は考えて、個体間で話し合い、決定してから動く。

人間はたくさんのモノを抱え、素早く身動きができない。

人間は、未来を読もうとする。

逃げるが良いか、踏みとどまるのが得策か、考える。

それが、人間の、社会という群れである。

魚や鳥は、抱えるものが無い、わが身ひとつである。

考える間を置かず、反応する。

逃げるのか、ジッとしてやり過ごすのか。



人間は魚や鳥が持つ生体的超音波による群れ反応を失ったかもしれないが、機械的な電波通信を作り上げ、より早い社会間のコミュニケーションを獲得した。

そして、地球規模のネットワークを作り上げた人間だが、いま、どこから襲ってくるのかわからないウイルスから、一様な社会反応している。

ロックダウンするのか、経済こそが優先なのか。

電波が飛び交い、意思が交錯する。

それはまるで、アメーバーのように形を変えて、逃げまどうイワシの群れのようである。

不審な音を感じ取り、一斉に飛び立つモズの群れのようである。



ウイルスは襲ってこない。

ただ、地球上に存在するだけである。



そして、人間は未来を思う生物である。

損得を勘定し、思い悩み、逃げまどう。

柳 秀三
コメント
 1 件
 2020年12月09日 10:27  錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん
記録

今朝、唐突に浮かんだ。

いままでモヤモヤしていたものが、ちょっとだけ形になった。

「ああ、そうか」と・・・。

他人が読んでわからないものは、未来の自分もわからないと思う。

だから、いろいろと補足して、他人でもわかるように書いてみた。

だって、書いておかないと忘れるから。

いやいや、普通忘れるでしょ、思い付きは・・・。

柳 秀三
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