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”旅をするなら、鉄道がいい(^^♪”

 メッツ大曽根教室  鉄道の旅人 さん

名鉄八百津線①…ダム建設に貢献した路線

 2020年09月01日 23:38
さて、前回のブログで廃線の危機にある名鉄広見線新可児~御嵩間が開業100周年を迎えたと紹介しました。
その途中にある明智駅から、以前は八百津までに至る7.3㎞の名鉄八百津線という路線が延びておりました(=゚ω゚)ノ

名鉄八百津線は東美鉄道によって1930年(昭和5)4月30日に伏見口(現在の明智)~兼山間が、同年10月1日に兼山~八百津間が開通しました。
そして1943年(昭和18)3月に名古屋鉄道と合併して新広見~御嵩間と共に東美線となりました。その後1948年(昭和23)5月に新広見~御嵩間を広見線に統合して、伏見口~八百津間は八百津線と改称されたのであります( ..)φ
八百津駅から木曽川を上流に向かって行った蘇水峡付近に丸山ダム建設が計画され、資材運搬のために八百津から線路が延長されました。1943年(昭和18)に着工されて戦局のための工事中止を得て1952年(昭和27)軌道工事が完成して運用され、1954年(昭和29)に丸山ダムが完成して役目を終えた専用線は廃止となりました。
八百津町は風光明媚なところが沢山あり、観光地として注目されていたこともあってか名古屋方面からの直通特急が運転されていました。
パノラマカーも使われて、「蘇水湖号」という愛称の付いた電車が走るようになりました。

ですが昭和40年代後半になると道路整備が進んでマイカーが増加して利用客も減少していったとのこと…

そして1984年(昭和59)合理化のために当時富士重工が開発していたLEカー(ライトエコノミーカー)というレールバスを八百津線に導入して電車運転を取りやめました。
それでも赤字は改善されること無く、2001年(平成13)9月で廃止となり71年の歴史に終止符が打たれてしまいました( ;∀;)

実は先日100周年を迎えた名鉄広見線新可児~御嵩間を訪問した際に、八百津駅周辺が現在どんな風になっているのかをちょっと見て参りましたので次回のブログでその話をさせていただきます(=゚ω゚)ノ
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