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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1623 用心棒

 2020年08月27日 14:20
アマゾンプライムビデオで、「用心棒」(1961年 東宝)「椿三十郎」(1962年 東宝)を観た。

どちらも、監督:黒澤明、主演:三船敏郎である。

両作品の主人公はどちらも浪人侍で、名を問われたときに「用心棒」の主人公は桑畑三十郎と名乗り、「椿三十郎」の主人公は椿三十郎と名乗る。

しかし、この両主人公、見た目と、名を訊かれたときに片や桑畑を見て桑畑三十郎、片や椿を見て椿三十郎と場当たり的に偽名を使うあたり、同一人物と思われる。

あらすじは両作品ともに簡単なのだが、それでも「椿三十郎」の方が解かりやすい。

どちらも最後に、三船敏郎と仲代達矢の決闘がある。

このときの三船敏郎の所作と殺陣、これが何と言っても秀逸。

そーんなことを調べていたら、決して関係はないのだが、同じタイトルなので、藤沢周平「用心棒日月抄」に行き当たった。

この「用心棒日月抄」は、本屋さんで初めて藤沢周平作品を手に取った本で、少々立ち読みして即購入を決めた。

以来、続けざまに藤沢周平を読んだ。

「用心棒日月抄」の続巻「孤剣」「刺客」「凶刃」も読んだ。

若い頃は司馬遼太郎を痛快に読み、池波正太郎の「仕掛人」「剣客商売」「鬼平犯科帳」に魅了された。

しかし、年を重ねることで、藤沢周平に行きついたのかなと思う。

藤沢周平の作品の中には江戸の街を舞台にしたハードボイルドだと評される作品があり、本人もそれを意識していたらしい。

ハードボイルドと言えば俺にとっては原尞になる。

20年以上前、原尞の「そして夜は甦る」と出会い、意識的にハードボイルドと呼ばれる作品を読んだ。

しかし、ハメット、チャンドラーは国も時代も違うので入り込めなかった。

マイクル・コナリーその他数人の作品は堪能したが、それだけのことだった。

その後、藤沢周平の「用心棒日月抄」に出会った。

「用心棒日月抄」の舞台は江戸である。

そのころ俺は都内でタクシードライバーをやっていた。

だから、物語に出てくるあたりを通ってみたりした。



さて、谷 甲州「航空宇宙軍史」を中断して、藤沢周平「用心棒日月抄」を久々に読もうか。

それと、吉田秋生「海街diary」第9巻も。

柳 秀三
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