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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1616 ストレッチポール

 2020年08月22日 21:01
毎日午後、自宅玄関の上がり框でやっている昇降運動。

その直前にやるのは大胸筋のためのワークアウト、リビングダイニングでのベンチダンベルフライ。(図1)

ベンチでやるのには訳がある。

腕を開いたときに、肩甲骨を寄せて胸筋を充分にストレッチしたいのだが、床に寝転がってしまうと、床より後ろ方向には腕が開かない。

肩甲骨を寄せて胸筋を充分にストレッチするためには床よりも高い位置で狭いものに寝転びたい。

なので、リビングダイニングにある幅の狭い木製ベンチを、使ったのである。
(写真2)

しかしこのベンチ、図1と比べてわかるだろうが、高さが45cmあり、ちょっと高すぎる。

寝転んだときに高すぎて脚を踏ん張れない。

そのうえ、ダンベルフライ終了後にベンチから起き上がるときに、難儀する。

腹筋で起き上がれないのである。

いや、テーブルを重しにして上半身を起こせるのだが、腰を痛めるのじゃないかと、やるたびにドキドキしている。

転がって、左右どちらかに落ちるのも危険である。

そこで思い出したのが、ストレッチポール。(写真3)

これは、数年前に、リハビリテーション病院に入院していた時に、療法士さんに体幹が弱いと言われ、退院後も自宅でリハビリするために、購入した物である。

ストレッチポールに寝転がって、ダンベルフライをやればいい。

直径が 15cm なので、幅が狭いから肩甲骨も寄せられる。

起き上がるときも床にコロンと下りればいい。

丸く細く不安定なので、体幹の深層筋(インナーマッスル)も自然に鍛えられ、一石二鳥だ。

ベンチダンベルフライならぬ、ポールダンベルフライということになる。

ただし、この上に寝転ぶときが大変である。

ストレッチポールの一方の端に、またがって腰を下ろし、そして転がらないようにゆっくり寝転ぶ。

しかし、この「端にまたがって腰を下ろす」ことが、肥満人にはどれだけ大変なことか。

もっと高ければなんてことはない、15cm はかなり低すぎる。

銭湯の、あの低い「ケロリン」の椅子に座ろうとして、後ろにこけるのと同じことになる。

さきほど、腰を下ろして寝転ぶのだけをやってみた。

腰を下ろしたとき、尻が割れたね。

柳 秀三
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