メッツ大曽根教室
鉄道の旅人 さん
民営鉄道が国鉄赤字路線を引き受ける
2020年08月11日 23:59
国鉄時代の1980年(昭和55)に国鉄再建法が成立して、廃止するべき路線の選定され廃止対象の第一次特定地方交通線が発表されます。鉄道を存続させた沿線は第三セクター会社を設立して運営するというのが殆んどでしたが、唯一民営鉄道が引き受けた路線があります。
それは青森県田舎館村のJR川部駅からリンゴと米の産地として知られる黒石駅を結ぶ6.2㎞の国鉄黒石線と言います(=゚ω゚)ノ
国鉄黒石線は1912年(大正元)に黒石軽便鉄道として開業し、1922年(大正11)に黒石線と改称されました。戦前は地域唯一の鉄道として賑わっていたようですが、1950年(昭和25)に弘前から津軽尾上まで来ていた弘南鉄道が黒石まで延長されると利用者は本数が多い弘南鉄道に流れていきました。
やがて国鉄再建法に基づき第一次特定地方交通線に指定されると、沿線自治体鉄路存続で動きました。結局1984年(昭和59)にライバル状態であった弘南鉄道が引き受けて転換されました。二つあった黒石駅は弘南鉄道の方に統一されています。
転換時は国鉄時代より好調で、あと一歩で黒字というところまできましたがその後は利用客は減少してしまい1998年(平成10)に廃止されてしまいました( ;∀;)
JR奥羽本線の川部駅の所在地が田舎館村にあって弘南鉄道の駅にも田舎館という駅がありますが、田舎館村と言えば元祖田んぼアートとして有名なのではないでしょうか(^ω^)
1993年(平成5)に始まって2012年(平成24)には第二会場が設置されて翌年、付近に田んぼアート見学のための駅も開設されました。そして2016年(平成28)には冬の田んぼアートが始まっていて年々進化しているという印象です。
ちなみに今年2020年の田んぼアートはコロナ禍のために中止となってしまいました。
それからアート繋がりですが、弘南鉄道の田舎館駅の待合室には地元青森県平川市在住のアーティストであるGOMAさんが描いたアートがあるのです。
今年の5月のGWで完成させたとのこと、外から見ると古めかしい駅ですけど待合室に入ると隅から隅までアートが描かれていて驚くのではないでしょうかΣ(・ω・ノ)ノ!
引き受けた黒石線は上手くいかなかったですが、従来あった弘南鉄道の路線は頑張っております。
アートな田舎館が面白そうですね(^^♪
それは青森県田舎館村のJR川部駅からリンゴと米の産地として知られる黒石駅を結ぶ6.2㎞の国鉄黒石線と言います(=゚ω゚)ノ
国鉄黒石線は1912年(大正元)に黒石軽便鉄道として開業し、1922年(大正11)に黒石線と改称されました。戦前は地域唯一の鉄道として賑わっていたようですが、1950年(昭和25)に弘前から津軽尾上まで来ていた弘南鉄道が黒石まで延長されると利用者は本数が多い弘南鉄道に流れていきました。
やがて国鉄再建法に基づき第一次特定地方交通線に指定されると、沿線自治体鉄路存続で動きました。結局1984年(昭和59)にライバル状態であった弘南鉄道が引き受けて転換されました。二つあった黒石駅は弘南鉄道の方に統一されています。
転換時は国鉄時代より好調で、あと一歩で黒字というところまできましたがその後は利用客は減少してしまい1998年(平成10)に廃止されてしまいました( ;∀;)
JR奥羽本線の川部駅の所在地が田舎館村にあって弘南鉄道の駅にも田舎館という駅がありますが、田舎館村と言えば元祖田んぼアートとして有名なのではないでしょうか(^ω^)
1993年(平成5)に始まって2012年(平成24)には第二会場が設置されて翌年、付近に田んぼアート見学のための駅も開設されました。そして2016年(平成28)には冬の田んぼアートが始まっていて年々進化しているという印象です。
ちなみに今年2020年の田んぼアートはコロナ禍のために中止となってしまいました。
それからアート繋がりですが、弘南鉄道の田舎館駅の待合室には地元青森県平川市在住のアーティストであるGOMAさんが描いたアートがあるのです。
今年の5月のGWで完成させたとのこと、外から見ると古めかしい駅ですけど待合室に入ると隅から隅までアートが描かれていて驚くのではないでしょうかΣ(・ω・ノ)ノ!
引き受けた黒石線は上手くいかなかったですが、従来あった弘南鉄道の路線は頑張っております。
アートな田舎館が面白そうですね(^^♪
