錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
1581 航空宇宙軍史⑧
2020年08月04日 14:37

航空宇宙軍史という、谷 甲州の描く未来史の小説群に出会ったのが 2017年前後で、その時、店舗で購入したのが、「航空宇宙軍史・完全版(一) カリスト―開戦前夜― / タナトス戦闘団」という文庫本であった。
この完全版は、すでに刊行されている2つのタイトルの文庫本を改稿したうえで合本したもので、(一)から(五)まである。
(一) カリスト―開戦前夜― / タナトス戦闘団
(二) 火星鉄道一九 / 巡洋艦サラマンダー
(三) 最後の戦闘航海 / 星の墓標
(四) エリヌス―戒厳令― / 仮装巡洋艦バシリスク
(五) 終わりなき索敵 上・下
タイトルには、長編だけではなく、中・短編集もある。
そして、完全版に収録されていないタイトルもある。
シリーズと言っても、どこから読んでいいのかわからない、とっつきにくい小説群である。
解説によると、完全版は、多少前後する部分はあるものの、物語の時系列順に合本・刊行されているらしい。
というわけで、気になるシリーズなので、完全版をナンバリング順に購入していった。
(一)の2タイトルで嘆息し、(二)の短編集「火星鉄道一九」で登場人物たちに魅了された。
(四)まで購入し、(三)まで読んだ。
文章的に決して読みやすい作家ではない。
しかし、ハードSFにカテゴライズされる作家だけあって、その描写が真に迫っている。
一部、ハードボイルド的な物語もあり、俺は好きである。
好きだが、そもそも、続き物として書かれていないので、次のタイトルに入ると、全く別の物語であり、感情移入の外になる。
どうしても、次から次へと読むシリーズとはなっていない。
逆のパターンの読ませる(と俺が思う)日本人作家・物語と言えば、栗本 薫「グイン・サーガ」がある。
「グイン・サーガ」は次巻の出版が待ち遠しかった。
おこもりさんを始めたので、俺の中で止まっていた航空宇宙軍史をネットで調べ、物語の時系列順を確定させた。
その順に読み始めて、いまエピソード02「カリスト―開戦前夜―」を読み終わり、次はエピソード03「タナトス戦闘団」である。
シリーズ中、屈指の登場人物ヘロム・“ダンテ”・フェルナンデス中佐の活躍を楽しみたい。
柳 秀三
この完全版は、すでに刊行されている2つのタイトルの文庫本を改稿したうえで合本したもので、(一)から(五)まである。
(一) カリスト―開戦前夜― / タナトス戦闘団
(二) 火星鉄道一九 / 巡洋艦サラマンダー
(三) 最後の戦闘航海 / 星の墓標
(四) エリヌス―戒厳令― / 仮装巡洋艦バシリスク
(五) 終わりなき索敵 上・下
タイトルには、長編だけではなく、中・短編集もある。
そして、完全版に収録されていないタイトルもある。
シリーズと言っても、どこから読んでいいのかわからない、とっつきにくい小説群である。
解説によると、完全版は、多少前後する部分はあるものの、物語の時系列順に合本・刊行されているらしい。
というわけで、気になるシリーズなので、完全版をナンバリング順に購入していった。
(一)の2タイトルで嘆息し、(二)の短編集「火星鉄道一九」で登場人物たちに魅了された。
(四)まで購入し、(三)まで読んだ。
文章的に決して読みやすい作家ではない。
しかし、ハードSFにカテゴライズされる作家だけあって、その描写が真に迫っている。
一部、ハードボイルド的な物語もあり、俺は好きである。
好きだが、そもそも、続き物として書かれていないので、次のタイトルに入ると、全く別の物語であり、感情移入の外になる。
どうしても、次から次へと読むシリーズとはなっていない。
逆のパターンの読ませる(と俺が思う)日本人作家・物語と言えば、栗本 薫「グイン・サーガ」がある。
「グイン・サーガ」は次巻の出版が待ち遠しかった。
おこもりさんを始めたので、俺の中で止まっていた航空宇宙軍史をネットで調べ、物語の時系列順を確定させた。
その順に読み始めて、いまエピソード02「カリスト―開戦前夜―」を読み終わり、次はエピソード03「タナトス戦闘団」である。
シリーズ中、屈指の登場人物ヘロム・“ダンテ”・フェルナンデス中佐の活躍を楽しみたい。
柳 秀三
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