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カキっ放し!!

 錦糸町マルイ教室  柳 秀三 さん

1555 航空宇宙軍史⑤

 2020年07月17日 16:10
アマゾンで購入した谷 甲州「航空宇宙軍史シリーズ」の中古本が届いた。

ネットオフ アマゾン店
・星空の二人(「ガネッシュとバイラブ」収録)【ハヤカワ文庫】
・惑星CB-8越冬隊【ハヤカワ文庫】
寺田屋書店
・SFマガジン2019年10月号(「137機動旅団」収録)【早川書房】

137機動旅団、ガネッシュとバイラブ、惑星CB-8、この3エピソードはともに、航空宇宙軍史シリーズの中では初期に発表された作品である。

にもかかわらず、航空宇宙軍史世界の時系列順でいうと、45あるエピソードのうち、いまのところ最後の3編なのである。

時系列順最後の3編を先に書いたというより、作者は最初に書いた3編を気に入って、そこに至る物語も書きたくなった、のではないかと思う。

航空宇宙軍史世界では、西暦2020年に航空宇宙軍が設立され、2580年ごろに「137機動旅団」の物語が起きている。

500年あまりの時間を、宇宙空間に生きる者たちを通して描いている。

そこには、ワープ航法も、超兵器も存在しない。

太陽系外惑星に到達するには年単位の時間が必要だし、艦船同士の破壊兵器は相対速度の運動エネルギーを利用した機雷で、地味である。

ヒーローが活躍するスペースオペラではない。

ヒーローはいない、善と悪もない、人間たちの孤独な人生、闘いを描いている。

1979年のデビュー作から、最新作2018年の「工作艦間宮 新・航空宇宙軍史」まで、39年の年月が経っているが、作者はまだ物語ることをやめてはいないようだ。

デビュー作「137機動旅団」の載っているSFマガジン2019年10月号を開いてみた。

「137機動旅団」はデビュー作であると同時に、「航空宇宙軍史」の最初に書かれたエピソードであるにもかかわらず、発表時にSF誌「奇想天外」に掲載されたきり、単行本・文庫本化されていない短編作品である。

「137機動旅団」のトップページにはこう書いてある。

作家デビュー40周年記念作品
幻のデビュー短編の長編化 450枚一挙掲載
新・航空宇宙軍史 137機動旅団 谷 甲州
本作「137機動旅団」にさらに3つの短編を加えて、近日中に書籍化の予定。

きゃー、素敵 ♪

動いている。

柳 秀三
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