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”旅をするなら、鉄道がいい(^^♪”

 メッツ大曽根教室  鉄道の旅人 さん

片上鉄道①…鉱石輸送がメインの鉄道

 2020年06月12日 21:20
では今回からは、岡山県の備前市から和気町を経由して山間部の柵原町(現在は美咲町)を結んでいた同和鉱業片上鉄道という私鉄の話をしていきましょう(=゚ω゚)ノ

片上鉄道は、柵原( やなはら)鉱山で産出された鉱石を運ぶのを目的として1919年(大正8)11月に設立されました。
そして1923年(大正12)1月に先ずは片上ー和気間が開業しました。その後同じ年の8月に和気ー井ノ口(備前矢田から1km程山へ進んだ貨物専用駅)まで開業、それから1931年(昭和6)に井ノ口ー柵原間が開業して全線開業し、井ノ口駅が廃止となりました。
鉄道が出来るまでは近くを流れる吉井川を使って川舟で鉱石を輸送していたようです。
鉱石輸送がメインだったのですが、沿線住民の通勤・通学の足としても重要な役割を果たしていましたね。
しかしながら柵原鉱山の採掘量が減少し、貨物輸送も鉄道からトラックへと変化して、柵原鉱山は1991年(平成3)3月に閉山しました。
そして片上鉄道は1991年(平成3)6月をもって廃止となってしまいました( ;∀;)

僕が訪問したのは1991年(平成3)3月3,4日ですね、廃止になる3ヶ月前になるでしょうか。
2日間かけて、結構じっくり堪能していきました(●´ω`●)

今回の写真は…
1枚目は他の廃線シリーズでおなじみの自作の路線図です、背景は周匝(すさい)という駅付近の加工した写真です。
2枚目は起点の片上駅とJRに接続する和気駅ですね、和気駅の窓口はJRが管理していました。
3枚目は終着の柵原(やなはら)駅の様子です。すぐ横には事業所があって鉱石を直ぐ積んで貨物で運べるようになっております。閉山が3月末なのでこの時はまだ採掘していたわけですね。

片上鉄道は結構写真があるのですよ~(^ω^)
それで数回かけて紹介させていただく予定ですので、お付き合いしていただければ幸いです<(_ _)>
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