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”旅をするなら、鉄道がいい(^^♪”

 メッツ大曽根教室  鉄道の旅人 さん

瀬戸大橋が見えたローカル私鉄

 2020年06月02日 21:08
ではでは、今回は岡山県の海の近くを以前走っていた下津井電鉄というローカル私鉄の話でございます(=゚ω゚)ノ

下津井電鉄は下津井軽便鉄道により、1913年(大正2)に国鉄宇野線の駅である茶屋町からー味野町(現在の児島)が開通して、翌1914年(大正3)に味野町から下津井まで開業して茶屋町ー下津井間が全通しました。
昔から下津井から丸亀までの航路は本州と四国を結ぶメインルートの一つで利用者は多かったのですが、1910年(明治43)に国鉄宇野線が開通して宇野ー高松間を結ぶ宇高航路が開設されて四国までのメインルートとなり下津井ー丸亀間の航路は利用者が減少、利用者を再び取り込むためにこの鉄道路線が計画されたんだそうです。
そしてモータリゼーションの影響により1971年(昭和46)に茶屋町ー児島間が廃止となり、児島ー下津井間での営業となりました。
1988年(昭和63)に瀬戸大橋が開通してからは橋を見渡せる場所があるという事から観光鉄道を目指すようになりました。
観光用の新型展望電車を導入して奮闘したものでした。
下津井電鉄は赤字でしたけど、自社でバス路線もあって好調でバス部門で鉄道部門の赤字を補填している状態でしたね。
ところがそれも出来なくなって、1990年(平成2)12月に残っていた児島ー下津井間も廃止となってしまいました( ;∀;)

僕が訪問したのは1989年(平成元)3月11日です。
瀬戸大橋開業の翌年ですかね、JR児島駅から1kmほど離れた下津井電鉄児島駅から乗り込み、少し沿線をうろつきました。
日本で使われている一般的な線路の幅は狭軌と言われる1067㎜なんですが、下津井電鉄はそれよりも狭い762㎜でした。
瀬戸大橋が見えるのは琴海駅ー鷲羽山駅のあたりになります。

今回の写真は…
1枚目……鷲羽山駅を背景に路線図を描いてみました。
2枚目……琴海駅ー鷲羽山駅あたりで瀬戸大橋がこんな感じで見えます。
3枚目……終着の下津井駅です。右下の電車が観光電車で「メリーベル号」と名付けれれております
ちなみに一緒に並んでいるのは約30年ほど前の僕です(#^.^#)

現在下津井電鉄はバス会社として存続してオリマス。
瀬戸大橋を利用しての観光でお客さんを上手く取り込めず鉄道からの撤退は残念です( ;∀;)
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