錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
0455 吊革奮闘記
2018年11月01日 10:08
今日はパソコン市民講座の受講日。今朝、いつものように、東武アーバンパークライン馬込沢駅で電車に乗った。電車が駅を出て、吊革につかまって、ぼんやりと窓の外を見ていた。やがて電車は速度を落とし、次の塚田駅に入る。
見ていた車窓のガラスに透明な地のシールに青い文字が書いてあるのに気が付いた。その文字が、まだ止まらずに動いている塚田駅構内の広告の文字と重なって、こう読めた。
「この窓はぼけられません」
そう、窓はボケたりしない。正しくは・・・
「この窓はあけられません」
船橋駅に着くまで、この文字を見ながら何度も笑ってしまった。ボケる窓ってどんなボケかますねん!
家を早く出てしまったので、JR総武線船橋駅の快速ホームに着いたときは、俺が乗りたい7:28発の通勤快速の時間にはまだ間があり、次の次であった。
どうして、通勤快速に乗りたいかというと、通勤快速はこの船橋駅を出たあと、本来の停車駅である市川駅と新小岩駅に停車しないで、俺が下りる錦糸町駅までノンストップだからなのだ。普通の快速だと、この市川駅、新小岩駅で乗り降りがあり、乗客すべての分の吊革は無いので、せっかく船橋駅でつかんだ吊革を離さなくてはならない。
俺は体幹が弱く、しかもそのトレーニングのためにわざと不安定になるMBTシューズを履いているので、吊革につかまっていないと転げてしまいそうになる。なので、錦糸町駅までノンストップの通勤快速に乗りたくて、時間を合わせているのだが、今日はちょっと早かった。
とりあえず、いつもの場所に並んだ。たとえ並んでも、普通の快速電車に乗りたくなければ、動かないでいると後ろの人たちはそれを察知して抜かして乗っていく。なのだが、なんとなく俺にはできなくて、列の進むままに普通の快速電車に乗ってしまった。
そして、後悔。
ギュウ!
混み方は、さほど変わらない。
市川で乗り込んでくるので、船橋で乗った位置の吊革では、押されて離されてしまう。船橋で乗ったときにその位置よりも手を伸ばして奥の吊革をゲットしておかなければならない。市川では学生が多く降りる。降りたり乗ったり、最後まで自分の位置は流動的だ。
「て、てめぇら、この吊革は俺のだ!」
俺は腰のリボルバーを引き抜いた。(引き抜いちゃ、駄目)
柳 秀三
見ていた車窓のガラスに透明な地のシールに青い文字が書いてあるのに気が付いた。その文字が、まだ止まらずに動いている塚田駅構内の広告の文字と重なって、こう読めた。
「この窓はぼけられません」
そう、窓はボケたりしない。正しくは・・・
「この窓はあけられません」
船橋駅に着くまで、この文字を見ながら何度も笑ってしまった。ボケる窓ってどんなボケかますねん!
家を早く出てしまったので、JR総武線船橋駅の快速ホームに着いたときは、俺が乗りたい7:28発の通勤快速の時間にはまだ間があり、次の次であった。
どうして、通勤快速に乗りたいかというと、通勤快速はこの船橋駅を出たあと、本来の停車駅である市川駅と新小岩駅に停車しないで、俺が下りる錦糸町駅までノンストップだからなのだ。普通の快速だと、この市川駅、新小岩駅で乗り降りがあり、乗客すべての分の吊革は無いので、せっかく船橋駅でつかんだ吊革を離さなくてはならない。
俺は体幹が弱く、しかもそのトレーニングのためにわざと不安定になるMBTシューズを履いているので、吊革につかまっていないと転げてしまいそうになる。なので、錦糸町駅までノンストップの通勤快速に乗りたくて、時間を合わせているのだが、今日はちょっと早かった。
とりあえず、いつもの場所に並んだ。たとえ並んでも、普通の快速電車に乗りたくなければ、動かないでいると後ろの人たちはそれを察知して抜かして乗っていく。なのだが、なんとなく俺にはできなくて、列の進むままに普通の快速電車に乗ってしまった。
そして、後悔。
ギュウ!
混み方は、さほど変わらない。
市川で乗り込んでくるので、船橋で乗った位置の吊革では、押されて離されてしまう。船橋で乗ったときにその位置よりも手を伸ばして奥の吊革をゲットしておかなければならない。市川では学生が多く降りる。降りたり乗ったり、最後まで自分の位置は流動的だ。
「て、てめぇら、この吊革は俺のだ!」
俺は腰のリボルバーを引き抜いた。(引き抜いちゃ、駄目)
柳 秀三
コメントがありません。
コメント
0 件