錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
0389 あぶない乗車
2018年10月04日 10:27
わざと不安定を作りだすシューズを履いている。ひとりで広く平らな道を歩いている分には問題ないし気も楽だが、このシューズで通勤電車に乗り、錦糸町まで来るというのはかなり緊張を強いられる。だから、必ず吊革につかまる。つかまってさえいれば、電車が揺れてもなんとかなる。
ところが今朝のJR総武線は、人身事故の余波で遅れが出ているとのアナウンスがあり、台風のあとほどではないが、船橋駅のホームも混雑している。電車に乗り込むときも、すでに混み混みの車両に押して押されながら乗り込む。
乗り込んでから押されるのはまあいいが、乗る寸前に、ホームと車両の隙間をまたぐときに後ろから押されるのは危ない。隙間に足を突っ込んだらどうするんだ!俺の後ろにそんなに人がいただろうかと思いながら後ろを見ると、若干背の低い若い女性がひとり、俺に体を押し付けている。その後ろには誰もいない。あらら、まあ、どうしても乗りたいんだろう、仕方ないか。
そんな状態なので、吊革は確保できない。まあ、それだけ混むと、逆に車内に隙が無いので、揺れて転げてしまう事はない。こけそうになったら、他人に身を預ければいい、お互い様である。それでも、踏ん張って頑張っていると、電車は次の停車駅の市川駅に着く。この駅は学生が多く降りる。どさっと降りる。
俺が下りる錦糸町駅は次の次だが、ドアの真ん前に居るので、いったん一緒に降りなければならない。同じようにいったん降りて、乗車の列の先頭に踏ん張るやつもいるが、ちょっとそのやり方は俺にはできないので、乗車の列の最後に回る。列の最後なので、また押して乗り込むことになる。が、俺ともう一人はあきらめた。手すりを掴めないので、踏ん張り様が無い。押しても跳ね返される。次の電車に乗るしかない。
次の電車は少しばかり空いてた、というか、前の電車をあきらめたので、先頭で乗れたから空いているだけなのだ。後続の乗車圧に抵抗できず、いったんつかんだ吊革を離した。俺はぎゅう!とプレスされて、電車は発車した。
奥に乗れたので、次の新小岩駅では降りずに済んだ。目的の錦糸町駅はかなり降りる人が多いので楽である、が、その分、勢いも激しいので、のんびりは降りていられない。あぶないのである。
柳 秀三
ところが今朝のJR総武線は、人身事故の余波で遅れが出ているとのアナウンスがあり、台風のあとほどではないが、船橋駅のホームも混雑している。電車に乗り込むときも、すでに混み混みの車両に押して押されながら乗り込む。
乗り込んでから押されるのはまあいいが、乗る寸前に、ホームと車両の隙間をまたぐときに後ろから押されるのは危ない。隙間に足を突っ込んだらどうするんだ!俺の後ろにそんなに人がいただろうかと思いながら後ろを見ると、若干背の低い若い女性がひとり、俺に体を押し付けている。その後ろには誰もいない。あらら、まあ、どうしても乗りたいんだろう、仕方ないか。
そんな状態なので、吊革は確保できない。まあ、それだけ混むと、逆に車内に隙が無いので、揺れて転げてしまう事はない。こけそうになったら、他人に身を預ければいい、お互い様である。それでも、踏ん張って頑張っていると、電車は次の停車駅の市川駅に着く。この駅は学生が多く降りる。どさっと降りる。
俺が下りる錦糸町駅は次の次だが、ドアの真ん前に居るので、いったん一緒に降りなければならない。同じようにいったん降りて、乗車の列の先頭に踏ん張るやつもいるが、ちょっとそのやり方は俺にはできないので、乗車の列の最後に回る。列の最後なので、また押して乗り込むことになる。が、俺ともう一人はあきらめた。手すりを掴めないので、踏ん張り様が無い。押しても跳ね返される。次の電車に乗るしかない。
次の電車は少しばかり空いてた、というか、前の電車をあきらめたので、先頭で乗れたから空いているだけなのだ。後続の乗車圧に抵抗できず、いったんつかんだ吊革を離した。俺はぎゅう!とプレスされて、電車は発車した。
奥に乗れたので、次の新小岩駅では降りずに済んだ。目的の錦糸町駅はかなり降りる人が多いので楽である、が、その分、勢いも激しいので、のんびりは降りていられない。あぶないのである。
柳 秀三
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