錦糸町マルイ教室
柳 秀三 さん
0319 伯母のこと
2018年08月29日 11:37
今日は老人ホームに入居している伯母のところに行った。
今年90になる伯母は三年前に旦那さんを亡くし、子供がいないので、ひとりぽっち。
伯父は、晩年認知症を患い、伯母が世話をしていた。
叔父が亡くなって、その世話から解放されたのではない。
生きがいを無くしてしまったのだ。
ふたりぽっちがひとりぽっちになった。
悲しみに暮れる中、ひとり相続関連や役所の届等、頑張った。
頑張ったが、数か月後、自ら救急車を呼び、病院に入院した。
もう、頑張れなくなったのだ。
そして、退院にあたって、一人で暮らせるか聞くと、できないと答えた。
もう、あの家には戻りたくない。
伯母の家の近所に新しく老人ホームができて、空きもあるというので、入ってもらった。
ホーム側と入居の話し合いの中で、伯母は入院で相当筋力が落ちているので、ホームの中で運動させたいが、その施設があるのか聞くと、無いと言う。
では、ホームに入居しつつ、外のリハビリサービスを受けますと言うと、「介護保険をウチで使うと、他では使えないんです。介護保険は一カ所だけです」と言われた。
わからないことだらけである。
ともかく退院後の行先を決めないことには、病院から早く退院しろとせっつかれるので、このホームに決めた。
リハビリサービスを利用しなくても、ホームの中を歩く程度で大丈夫だろうと考えた。
それが間違いだった。
伯母にはお金があるので、ホームに入居しつつ外部のリハビリサービスを実費で利用すればいいのだ。
贅沢な老人ホームで、いたれりつくせりである。
良くなかったと思う。
起きたくないと言えば、はい良いですよと言われる。
入院で弱っている状態で、わがままが許される。
入居者はお客様、大切に大切に扱われる。
それが伯母の筋力をさらに落としてゆく。
わかってはいるが、当時俺の状態もひどく、他のホームに変えるとかは考えたくなかった。
いまは、せめて外部のリハビリサービスを利用すればよかったと悔やまれる。
伯母にはもう、ベッドから起き上がる気力も無い。
腿のうらに水枕でもあるのかと思うくらいタルタルの筋肉。
人間は動く生き物、動いてこそ健康が保たれる。
柳 秀三
今年90になる伯母は三年前に旦那さんを亡くし、子供がいないので、ひとりぽっち。
伯父は、晩年認知症を患い、伯母が世話をしていた。
叔父が亡くなって、その世話から解放されたのではない。
生きがいを無くしてしまったのだ。
ふたりぽっちがひとりぽっちになった。
悲しみに暮れる中、ひとり相続関連や役所の届等、頑張った。
頑張ったが、数か月後、自ら救急車を呼び、病院に入院した。
もう、頑張れなくなったのだ。
そして、退院にあたって、一人で暮らせるか聞くと、できないと答えた。
もう、あの家には戻りたくない。
伯母の家の近所に新しく老人ホームができて、空きもあるというので、入ってもらった。
ホーム側と入居の話し合いの中で、伯母は入院で相当筋力が落ちているので、ホームの中で運動させたいが、その施設があるのか聞くと、無いと言う。
では、ホームに入居しつつ、外のリハビリサービスを受けますと言うと、「介護保険をウチで使うと、他では使えないんです。介護保険は一カ所だけです」と言われた。
わからないことだらけである。
ともかく退院後の行先を決めないことには、病院から早く退院しろとせっつかれるので、このホームに決めた。
リハビリサービスを利用しなくても、ホームの中を歩く程度で大丈夫だろうと考えた。
それが間違いだった。
伯母にはお金があるので、ホームに入居しつつ外部のリハビリサービスを実費で利用すればいいのだ。
贅沢な老人ホームで、いたれりつくせりである。
良くなかったと思う。
起きたくないと言えば、はい良いですよと言われる。
入院で弱っている状態で、わがままが許される。
入居者はお客様、大切に大切に扱われる。
それが伯母の筋力をさらに落としてゆく。
わかってはいるが、当時俺の状態もひどく、他のホームに変えるとかは考えたくなかった。
いまは、せめて外部のリハビリサービスを利用すればよかったと悔やまれる。
伯母にはもう、ベッドから起き上がる気力も無い。
腿のうらに水枕でもあるのかと思うくらいタルタルの筋肉。
人間は動く生き物、動いてこそ健康が保たれる。
柳 秀三
すみれさん
人間、何に生かされているかわからないですよね。
隣に住む嫌な住民のおかげだったりして。
だから、「全てに感謝」「おかげさま」なんていうフレーズが生まれるんでしょうね。
嫌なことがあると他人のせいにする人はそこら辺を達観しているんですね。
「お前のくしゃみのせいで、俺のパンツが脱げたじゃねえか」
おいおい・・・
柳 秀三
人間、何に生かされているかわからないですよね。
隣に住む嫌な住民のおかげだったりして。
だから、「全てに感謝」「おかげさま」なんていうフレーズが生まれるんでしょうね。
嫌なことがあると他人のせいにする人はそこら辺を達観しているんですね。
「お前のくしゃみのせいで、俺のパンツが脱げたじゃねえか」
おいおい・・・
柳 秀三
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