まるひろ川越教室
ハッちゃん さん
お祭りで思うこと
2015年07月16日 14:43
お祭りって聞くと、必ず頭に浮かぶことがあります。栃木県・那須の片田舎、お盆になると、小学校の校庭が解放され、真ん中に櫓が立って、笛や太鼓がなり響きいやがうえにも町中がお祭り気分になります。もちろんいろいろな屋台のお店が並びます。小学校時代の私は、晴れやかなところ、人出の多いところが大の苦手、お祭りにもあまり興味がありませんでした。ところがです。町内ごとに盆踊りの輪を作り踊ることになったのです。私のいるところもです。否応なしに練習に駆り出され、踊りも覚えさせられました。心の底から病気になりたいと思いました。大雨になればいいと思いました。当日は満天の星空。校庭中に提灯が揺れて踊りが始まりました。踊るあほうに、見るあほう同じあほならおどらにゃ損損。誰もかれも笑顔で楽しそうでした。わたしはいやいやながら適当に踊っていました。私たちの踊りが小学校の子どもだけだったせいか、見ているお客さんが、かわいい! かわいいと拍手をしてくれるのです。私はだんだん気分がよくなってきました。3等賞の名前が呼ばれたとき、思わず友達とハイタッチしていました。それ以来、私のお祭り嫌いが治ったように思います。遠い遠い昔の思い出です。
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