こんにちは　金井です
今日は２０日に１０１歳の生涯を閉じた、詩人の柴田トヨさんのことを書かせていただきます。

トヨさんは９０歳を過ぎてから詩を作り始め、９８歳で詩集を出しました。
トヨさんの詩に魅了された人はたくさんいて、私もその一人です。

その存在はテレビのドキュメンタリー番組で知りました。
その中で、ご自身で詩を朗読されているのを聴いた時、涙がぽろぽろ流れました。

　　　　　　何だろうこの気持ち
　　　　　　ジワーッとあたたかくなるような

優しくて、温かくて、言葉の一つひとつに励まされました。

ご高齢でこの冬の寒さは厳しかったのでしょうか。
とても残念でなりません。

「くじけないで」という詩集の中の “ 貯金 ”という詩をご紹介します。

　　　　　　　私ね　人から
　　　　　　　やさしさを貰ったら
　　　　　　　心に貯金をしておくの
　　　　　　　さびしくなった時は
　　　　　　　それを引き出して
　　　　　　　元気になる

　　　　　　　あなたも今から
　　　　　　　積んでおきなさい
　　　　　　　年金より
　　　　　　　いいわよ