昨日の映画、素晴らしかったというか、涙がじわじわと言った感じでした。
　「最後の忠臣蔵」吉良邸討ち入り前夜、大石蔵ノ助の家臣、伊能孫左衛門（役所）が、主君大石から、病弱の身重の隠し妻を助けて欲しいと頼まれ、使命を全うするため、そのまま逐電してしまいます。
　孫左は、その後、身分を隠し、他界した大石の隠し妻の女の子を育てるのですが,赤穂武士の名折れとの世間から疎まれたのです。
　また、孫左が育て上げた、大石の一子、可音は孫左が好きになりますが、孫左は主君の一子であり、到底許される愛ではありませんでした。
　そんな時,時の豪商、茶屋四郎次郎の倅から身染められた、可音を送り出し,最後に孫左が自害して終わりです。
　私は、この映画を見て、自分を捨て、主君のために生きた男に
武士の忠義とは何かを教わったような感じを受けました。